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高橋 綾香先生(ベルブ・ブラス・バンド)



 家族バンド

 「せっかく楽器と出会えたんだから、これからも続けていきたい!」 
 そのひと言に応えるため、私たち「ベルブ・ブラス・バンド」は生まれました。きっかけは1997年の多摩市立公民館の音楽実技講座「楽しい楽器やってみよう!」。初めて楽器に触れ、すっかり楽器の楽しさに目覚めてしまった子どもたちの熱意がつくったバンドです。幸い、最初は未定だった音楽実技講座の次年度開催も決まり、結局以後8年間、この講座を通して仲間が増えつづけています。8年間で講座を受講したのは200人以上。うち100人くらいがベルブ・ブラス・バンドで活動してきました。こうした講座修了者を中心に、現在の団員は小4〜高3まで40人。8年間ずっと一緒にやっているメンバーも4人います。
 公民館の講座から派生したバンドとはいえ、全くの自主サークルですから、当然、市や公民館のサポートはありません。講座参加はリード代以外無料ですが、こちらは、楽器を買うにも、修理するにも、楽譜を買うにも、とにかくお金がかかります。フリーマーケットや古紙回収などをして、少しずつ楽器や楽譜をそろえているところです。「えっフリーマーケット? 古紙回収?」とよく驚かれます。そう、私たちのバンドは全くの家族経営(!?)。お金が要るなら、みんなでできることを考え、実行します。コンサートのビラづくりもビラ配りもバンド内手工業で。演出も当然手作り。近所のスーパーに段ボールをもらいにいくのが恒例行事です。やれることはいつもみんなで、みんな一緒にが基本です。この“みんな”にはメンバーの保護者の方も入ってくれています。年に20回近くのステージを行っていますが、運搬にトラックなどという贅沢は考えず、保護者の方々の乗用車にすべて積み込みます。いかに効率よく積み込むか、このパズルが結構楽しい! ステージ袖で私たちの付近だけ妙にアットホームなのは、大きな楽器のケースまでお母さんが縫ったキルティングだったり、お父さん自慢の日曜大工の成果だったりするからでしょう。でも、こうした努力の結果、最近念願のマリンバを買うことができました。ケースはもちろんお父さんの手製です。メンバーの年齢も学校もバラバラ。当然、個性もバラバラです。音楽一直線の子もいますが、学校では運動部の子が、ここではとても楽しそうに楽器を吹いたりしています。共通しているのは、元気が有り余っているということ! 歌ったり、踊ったり、バーベキューしたり、みんなで調理実習したり。そして、ときには、真剣に話しあったり。技術の向上だけに邁進するバンドではありませんが、何をするときも、一人ひとりが大切なメンバーのなかのひとりなのだ……それさえ忘れなければいい。そして、このバンドでしかできないことをメンバーみんなで経験すること、それが私たちの目標です。
 ここ「ベルブ・ブラス・バンド」がみんなの居場所であり、憩いの場であるのがわかるから、とても素直な気持ちで、みんなと“音楽”ができるのでしょう。私も一応先生とは呼ばれていますが、それは単に“綾香先生”という呼び名であるだけ。メンバーの一員です。練習日の土日に、楽器に触れたくて“帰って”くる子どもたちのために、少しでもそうしていられる時間を長く確保してあげたいと思っています。

■ベルブ・ブラス・バンド(東京都多摩市)
 団員数:男子13名 女子27名
 モットー:みんなで楽しく 心に響く音楽を!

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M8オススメ楽譜情報

ラジオ体操伴奏曲「第一」
夏の早朝はこれですね。ラジオ体操!!それを吹奏楽でですよ。すごすぎ。

サザン!サザン!サザン!/サザンオールスターズ
どこを切ってもサザンサザン、今年ファイナルを飾るにはこのメドレーですね。名曲ばかり!!

夏色/ゆず
ゆずと言えば、この曲。夏と言えばこの曲。

青春ライン/いきものがかり
まさしく、青春応援歌。吹奏楽にぴったりのメロディーです。これは、新しい応援ソングだあー。

さんぽ(映画「となりのトトロ」オープニングテーマ)
もうすでに、国民的曲ですね。吹奏楽の行進曲にアレンジ。楽しい雰囲気はわくわくします。参考音源も是非聴いてください!

勝手にシンドバッド/サザンオールスターズ
デビュー30周年、サザンの歴史はこの曲からはじまりました。アップテンポのいかした曲、まさにサザン・ワールド!

「崖の上のポニョ」宮崎駿最新アニメ映画
2008年夏公開の映画「崖の上のポニョ」。「人間になりたい」と願う金魚姫のポニョと、5歳の男の子宗介が活躍する。手書きならではの温かみのある画像は、ジブリならではといえるだろう。この主題歌は、児童劇団に所属する「大橋のぞみ」と、いわゆるおじさん世代の「藤巻直哉」によるデュエット。その年の差が娘と父のようで、ほのぼのとして実に可愛らしい。この吹奏楽譜では、後半に転調を設けて盛り上がる展開になっている。

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