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秋山紀夫先生の輸入楽譜新譜紹介です


No.8(2002年1月5日版)

ワーナー・ブラザース社からの推薦曲です。

 1. Inchon(インチョン)
UN490/R.W.Smith(R.W.スミス)作曲/グレード4.5/9:31

スミスの新曲で、今年のワーナーの一番のお薦めの曲。インチョンとは韓国の仁川のことで、1955年朝鮮戦争の時、北に追いつめられた南の軍隊を救うため国連戦が仁川に逆上陸し戦況を逆転させました。この戦いにスミスの父が参加しており、その50周年の2000年春、父が亡くなったたため父の追憶のために作曲しました。ヘリコプターの効果音がうまく使われた三部形式のコンサートむきな曲。
 2. The Isle of Calypso (カリプソの島)
UN489/R.W.Smith(R.W.スミス)作曲/グレード4/4:27

この曲もスミスの曲で、彼の交響曲第2番「オデッセイ」の第3楽章にあたる曲です。時計の振り子の音からはじまるゆっくりした曲で、イングリッシュホルンのソロが印象的です。次第に高まりますが、またソロに戻り静かに終わります。メロディーはもの悲しく、大変美しい。

 3. Parable(パラブル - 寓話) 
E. Del Borgo(E.デル・ボルゴ)作曲/グレード4.5/10:26

この曲はデル・ボルゴの新曲で、リズミカルでかつダイナミックなメロディーを持つ、緩・急が入り組んだ
美しい曲です。ジョージ・ワシントン大学バンドのために作曲した曲。
 4. To the Sumit(トゥ・ザ・サミット - 挑戦) 
UN493/R.W.Smith(R.W.スミス)作曲/グレード3/8:09

スミスの曲で、人生でも山登りでも高い位置や場所への挑戦であるという考えで作られた曲で、2001年3月ミシシッピー州立大学で初演された時は「Strive for the Highest(最高への努力)」というサブタイトルがつけられました。緩・急・緩の三部形式で美しいメロディー(ソプラノサックス)で開始されます。
 5. Harvesting the Fields of Russia (ロシア平原の収穫)  
E.R.Lucas(E.R.ルカス)作曲/グレード3/4:46

エレナ・ルカスという女性の作品で、やさしく旋律的な曲。4分46秒で、中間部に民謡風な美しいメロディーが現れます。盛り上がりもよく、中学中級バンドの自由曲にお薦めです。
 6. Sea of Emotion (感情の海)
V.Lopez(V.ロペス)作曲/グレード3/5:05

ヴィクター・ロペスの作品で、作曲者の住む南フロリダの印象に基づく曲。急・緩・急のドラマチックで、導入部に短調の印象的なメロディーを2つ持っていて、中間部はゆっくりしていてユーフォニアムや木管が歌います。ラテン風な味をもつ面白い曲。
 7. Carnival of Venice (ベニスの謝肉祭) 
H.L.Clarke(H.L.クラーク)作曲/グレード4/3:19

トランペットの有名なソロで、バンド伴奏。クラークの古い編曲の再版です。ソリストが使えるバンドはコンサートの目玉として使えます。


M8オススメ楽譜情報

ミュージシャンのストライキ
あれれ?????舞台からミュージシャン(演奏者)が一人一人いなくなっていく……最後に残るのは誰?ミュージシャンがストライキをおこすとどんな感じになるか楽しみながら演奏してください。

サー・デューク(スティービー・ワンダー)
アメリカのスティービー・ワンダーの代表的な曲です。「サー・デューク」はデューク・エリントンのことで、スティービー・ワンダーがエリントンに対して敬意をはらってつくった曲なのでしょう。よく聴かれる曲で、アレンジも楽しいです。

イパネマの娘(アントニオ・カルロス・ジョビン)
ブラジル音楽を代表する作曲家、アントニオ・カルロス・ジョビンの有名なボサノバ曲です。それを、ロバール・フィアンガがバンドに編曲したものです。ハーモニーが新しく、手のこんだ編曲で、中級バンド以上のバンドのポップス・プログラムに絶好です。

ユー・レイズ・ミー・アップ(ヴォーカル・フィーチャー)
荒川静香エキシビション曲。あの癒し系のきれいな美しい曲です。

詩のない歌
しみじみとして次第に盛り上がり、また静かに消えていくグレード3、5分の曲。木管と金管のからみが巧みに作曲されている、癒し系の音楽です。グレード3ですが歌わせ方や盛り上げ方はグレード4の表現力が必要です。

誕生日のためのファンファーレ
マルコム・アーノルドの80才の誕生日に演奏された曲。3分30秒でグレード5。ホルンから高らかに開始されるファンファーレで、演奏会のオープナーとして最適。

リム・ショット(小太鼓)
小太鼓ソロとバンドの曲です。ソロのグレードは5、バンド伴奏は3。こういう曲は数少ないので、コンサート・プログラムに絶好です。

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