1 2
ホーム M8 輸入 CD その他
輸入楽譜シリーズ紹介秋山紀夫輸入楽譜新譜紹介おすすめ初級作品紹介
ご利用ガイドQ&A登録内容変更購入履歴レビュー修正サイトマップ

秋山紀夫先生の輸入楽譜新譜紹介です


 No.13(2002年6月4日版)

スタジオ・ミュージック・カンパニー(イギリス)は、看板のフィリップ・スパークが離れたといっても、マーチン・エレビー、ナイゲル・クラーク、ジョセフ・ホロヴィッツ等イギリスの代表的な作曲家を揃えていて、したがって大作も多い。上級バンド作品のシリーズである「プレステージ・シリーズ」と初級バンド作品の「プログレス・シリーズ」がある。今回は「プレステージ・シリーズ」から曲を紹介しましょう。

 1. Flourish for a Birthday(誕生日のためのファンファーレ) 
UC207/M.Arnold(M.アーノルド)作曲/M.McDermott(M.マクダーモット)編曲/グレード5/3:30

マルコム・アーノルドの作品で、ロンドン・フィルハーモニック・オーケストラの創立21周年記念のために作曲された曲を、マイケル・マクダーモットが吹奏楽に編曲したもので、これはマルコム・アーノルドの80才の誕生日に演奏された。3分30秒でグレード5。ホルンから高らかに開始されるファンファーレで、演奏会のオープナー(はじめの曲)として最適。課題曲が長いときの自由曲としても強力な曲だ。
 2. Evocation(よみがえる記憶) 
M.Ellerby(M.エレビー)作曲/グレード4.5/14:36

この曲はエレビーの作品で4つの楽章から出来、スペイン風なムードを持っているよい曲。
・第1楽章「道化師の謝肉祭」 早いスペインムードいっぱいの楽章
・第2楽章「ドン・キホーテの死」 ゆっくりした曲
・第3楽章「夢」 この楽章もゆっくりしたオーボエのソロの楽章
・第4楽章「太陽の狩」 この曲も早く、狩のかけ声が入っている打楽器の活躍する楽章

トータルで14分半。1,4楽章はコンクールむき。
 3. Hemming Way (ヘミング・ウェイ)  
J.Dankworth(J.ダンクワース)作曲/グレード5/13:58

ジョン・ダンクワースの作品でグレード5。ジャズの影響のある14分程の長い曲で上級の一般バンドむき。
 4. Clarinet Concerto (クラリネット協奏曲)  
M.Ellerby(M.エレビー)作曲/グレード5、ソリスト....グレード6/15:16

エレビーの作品で、ソロはグレード6(バンドは5)。イギリスのクラリネット奏者リンダ・メリックのために作曲し、「カロセル(回転木馬)」、「カメオ」、「シャラバン(大型遊覧バス)」、の3つの楽章から出来ている。にぎやかで現代的テクニックが要求される曲。専門のクラリネット奏者を迎えられる一般バンドむき。
 5. Breaking the Century (新しい世紀が明ける)    
N.Clarke(N.クラーク)作曲/グレード5/6:39

「サムライ」等を作曲しているナイゲル・クラークの作品で、グレード5。無窮動のような早い音楽で、前進的なムードの曲。これも技術のある上級バンドむき。
 6. Tuba Concerto (テューバ協奏曲)
J.Horovitz(J.ホロヴィッツ)作曲/グレード5、ソリスト....グレード6/19:44

ユーフォニアム協奏曲も書いているホロヴィッツの作品で、ソロはグレード6(バンドは5)で20分近い大作。ブラスバンド伴奏として作曲されたものの吹奏楽版。クラシックのスタイルで書かれているが、ソロパートはむずかしい。これも一般バンドむき。もちろんソリストを迎えられる高校バンドでも演奏可能。
 7. Warcrye of Elfegen(エルフェゲンの鬨の声) 
G.Lawrence(G.ローレンス)作曲/グレード5/6:38

ジェオフリー・ローレンスが作曲したこの曲は、英国王立空軍軍楽隊が公募した作曲賞のスタジオ・ミュージック賞に入賞した曲。明るくドラマティックな曲で、グレード5。静かに始まりテンポを早め次第に高まってゆく6分半程の曲。中間部にはゆっくりした幅広い部分をもつ。
 8. Battles and Chants(戦いと聖歌) 
N.Clarke(N.クラーク)作曲/グレード5、ソリスト....グレード6/21:02

ナイゲル・クラークの作品で、クラリネット協奏曲。イギリスの世紀前の種族のリーダー、カシウェラヌスがイギリスに侵入しようとした敵と戦ったことを画き、イギリスの自由の精神をたたえた曲で、「外国の侵略者」、「裏切り」、「南の部族の敗北」の3つの楽章からできている。クラリネットのソロでゆっくり開始され、劇的に展開してゆく。21分の大作。ソリストを迎えることができたなら面白い曲だ。
 9. Fanfare for a Festival(祝典のためのファンファーレ)
M.Arnold(M.アーノルド)作曲/M.McDermott(M.マクダーモット)編曲/グレード5/2:03

マルコム・アーノルドが作曲した曲を、彼の80才の誕生日のために王立海兵隊バンドのマイケル・マクダーモットが編曲したもの。2分03秒でグレード5。前記のファンファーレよりは少し軽い感じの曲だが、オープナーとして面白い曲。


M8オススメ楽譜情報

イパネマの娘(アントニオ・カルロス・ジョビン)
ブラジル音楽を代表する作曲家、アントニオ・カルロス・ジョビンの有名なボサノバ曲です。それを、ロバール・フィアンガがバンドに編曲したものです。ハーモニーが新しく、手のこんだ編曲で、中級バンド以上のバンドのポップス・プログラムに絶好です。

「レミーのおいしいレストラン」メドレー
「モンスターズ・インク」「ファインディング・ニモ」「Mr.インクレディブル」のディズニー/ピクサーが贈る世界で最もおいしい映画からのパリの雰囲気のメドレーです!

アイヴァンホー
「アイヴァンホー」は1819年に発表された歴史小説の主人公の騎士の名で、全3楽章から出来ています。音楽では物語の特にどの部分の描写ということではなく、この物語全体の雰囲気を表現しています。「騎士」をイメージして演奏を!

詩のない歌
しみじみとして次第に盛り上がり、また静かに消えていくグレード3、5分の曲。木管と金管のからみが巧みに作曲されている、癒し系の音楽です。グレード3ですが歌わせ方や盛り上げ方はグレード4の表現力が必要です。

山の偉容
昔ポール・ヨーダーに同名の作品がありましたが、これはチェザリーニのオリジナル。二つの楽章からなり、前半静かで後半大いに盛り上がります。中級バンドのコンクール向きな良い曲です。6分で時間的にも良いです。

スコットランドの旋律による「ピスガ」による変奏曲
「ピスガ」はアメリカの聖歌集に出てくるメロディーで、19世紀に出版されたものです。旋律はスコットランドの5音階によるもので、本来はテナーの独唱曲でした。それをヴィンソンが吹奏楽に作曲したもので、主題と4つの変奏曲で出来ています。グレード3、演奏時間5分で、中級バンドのレパートリーとしてお薦めできる良い曲です。

アイガー:頂上への旅
「アイガー」はスイス・アルプスにある3970mの山で、この曲はその北壁にいどんで遭難した登山家の息子ジョン・ハーリン(その時9才だった)が、40年後に父に代わってこの北壁の登頂に成功するという物語をもとに作曲したものです。スウェアリンジェンの力作で見逃せません。

Copyright (C) 2004 Music Eight,Inc. All Rights Reserved.