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秋山紀夫先生の輸入楽譜新譜紹介です


 No.19(2003年1月16日版)

今回はサザンミュージック出版の新譜紹介をしましょう。

 1. Fourth Symphony(第四交響曲)
J.Barnes(J.バーンズ)作曲/グレード4/22:30

ジェイムズ・バーンズの新曲でサザンの目玉。第1楽章「イエローストーン川を下る」(9分30秒)、第2楽章「かもしかのスケルツォ」(4分10秒)、第3楽章「インスピレーション・ポイント」(7分45秒)。20分以上かかる大作で、一般バンド向き。

 2.A Hymns for the Lost and the Living(失い、残った人々への賛歌)  
E.Ewazen(E.エワゼン)作曲/グレード4/9:02

2001年9月11日のテロ事件の人々に捧げた曲で、ジュリアード音楽学校の作曲の先生、エリック・エワゼン(1954〜)が、ヴァージニア州ラングレー空軍基地の軍楽隊の依嘱で作曲した曲。トランペットのゆっくりした美しいソロからはじまる曲で、現代的ではなく、豊かなハーモニーをもつ、ロマンチックなコラールを中心に、木管と金管が対比的に動き、深い感動を持つ曲。一般バンドのコンサート向き。アダージォの標語を持ち、速い部分はありません。

 3.A Pacific Trilogy(太平洋岸の3つの風景)
T.Fry(T.フライ)作曲/グレード4/8:19

マクマリー大学のバンド・ディレクター、トミー・フライの作品で、オレゴン州コロンビア川の3つの風景を描いた3楽章の曲。第1楽章「ミュルトノマ滝」は6/8拍子の豪快な曲。第2楽章「クレーター湖」は、ゆっくりした打楽器をうまく使い、オーボエのソロを中心にしたコラール風な曲。第3楽章「コロンビアのボーンヴィル」は6/8拍子の元気の良い曲。コンサート向きです。

 4.Scaramouche(道化師)  
F.McBeth(F.マクベス)作曲/グレード3/5:45

スカラムッチはイタリアの道化師のことで、マクベスがジョージア州の高校バンドのために作曲した曲。今までの曲とは少し傾向が変わって新鮮な感じがするが、「マスク」と同じような構成(メロディーは似ていないが)を持っています。マクベスの好きなバンドは見逃せません。

 5.Maracas from Caracas(カラカスからのマラカス)  
J.Barnes(J.バーンズ)作曲/グレード2/2:10

バーンズが作曲したグレード2のやさしいラテン曲。チャチャのリズムでアンコール等に楽しい曲。

 6. Star-Spangled Salute! (スター・スパングルド・サルート!) 
J.Barnes(J.バーンズ)作曲/グレード4/6'00

バーンズが米国陸軍野戦軍楽隊のために作曲した曲で、アメリカのミュージカル作曲家、ジョージ・コーハンの音楽に捧げています。したがって彼の曲の楽しいメドレーとなっていて、いかにもミュージカル風でコンサートに向いています。にぎやかなだけではなく、ユーモラスなテューバのソロもあり大人のバンドやお客さんに喜ばれるでしょう。ユーフォニアム・ソロのワルツもあり各パートのチャレンジにもなります。



M8オススメ楽譜情報

パート別フィーチャー・ポップス・メドレー
パート別のセクションがそれぞれ有名なポップ曲のメロディーを楽しくつなげていく今までなかったメドレーです。まず、トランペットが「007のテーマ」を、そしてホルンが「荒野の七人」を、そしてクラリネットが「フリントストーン」、アルト・サックスが「ピンク・パンサー」、トロンボーンが「ピーター・ガン」、テューバが「ヘイ・ベイビー」、ダブル・リードが「スクービー・ドゥー」、スネアドラムが「ワイプ・アウト」、そして最後にフルートが「星条旗よ永遠なれ」でしめるメドレーです。

交響組曲「パイレーツ・オブ・カリビアン〜ワールド・エンド」
パイレーツ・オブ・カリビアン・第3弾!中、上級バンド用の譜面です。

小ハンガリー狂詩曲
変化に富んだ良い曲。中・高校の自由曲におすすめのルンデル社の目玉曲。

アイヴァンホー
「アイヴァンホー」は1819年に発表された歴史小説の主人公の騎士の名で、全3楽章から出来ています。音楽では物語の特にどの部分の描写ということではなく、この物語全体の雰囲気を表現しています。「騎士」をイメージして演奏を!

アメリカの騎士
新しいアメリカを担う英雄を待望した曲。ベートーヴェンの第9、第4楽章のバリトンの歌うレシタティーヴォのテーマに似た主題が「英雄」のテーマとして使われ、この主題が全曲を支配しています。

「イギリスの海の歌」組曲
この曲は4つの歌による4つの楽章の組曲です。いずれの楽章も短いですが、短調や5音音階で日本人に親しみやすいメロディーをもっています。スパークのグレード2.5で、初級中級バンドには絶好です。

アブサロン
アッペルモントは1973年生まれの若い作曲家で、ベルギーの音楽学校を卒業し、イギリスでも作曲を学んだ作曲家です。この曲は、現在のデンマークの首都コペンハーゲンを、12世紀に開拓建設したビショップ・アブサロンを描いたものです。グレード4のとても効果的な序曲です。

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