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秋山紀夫先生の輸入楽譜新譜紹介です


 No.30(2003年8月25日版)

前今回は日本ではあまり馴染みのないドイツのミュンヘンに本社があるKoch出版社と、オランダのLoosmann出版社からの曲を紹介しましょう。

コッホ出版社からは以下の2曲が面白いです。
 1. Natascha(ナターシャ)
R.Volksweisen(R.ヴォルクスワイゼン)作曲/グレード4/6:00

これは楽しいロシア民謡メドレーで、ボルガの舟唄の序奏で重々しくはじまり、クラリネットのカデンツァのあと、カチューシャ、黒い瞳、カリンカ等有名な民謡が次から次へと現れます。手拍子が入ったり、テンポの変化も充分で、ファミリーコンサート等で特に喜ばれそうな曲です。時間も約6分で充分です。

 2. Strauss-Gala(シュトラウス・ガラ)
J.Strauss(J.シュトラウス)作曲/G.Stich(G.スティッチ)編曲/グレード3/6:00

ヨハン・シュトラウスの名曲のメドレーで、トリッチ・トラッチ・ポルカ、青きドナウ、ポルカ雷鳴と稲妻など有名な曲で構成されます。グレード3で約6分。これもファミリーコンサート向き。


ロースマン出版社からは以下のソロをフィーチャーした4曲が面白いです。
 3. Capriccio fur Klarinette(クラリネット狂詩曲)
H.Zander(H.ザンダー)作曲/グレード4/7:00

ハンス・ザンダーのオリジナルで、長いクラリネットのカデンツァからはじまるモダンな曲です。ソロは専門家向き。バンドパートはグレード4。市民バンドのコンサート向き。

 4. Zigeunerweisen (ツィゴイネルワイゼン)
P.D.Sarasate(P.D.サラサーテ)作曲/T.Ruedi(T.リューデル)編曲/グレード4/6:45

サラサーテ作曲のツィゴイネルワイゼンをユーフォニアムソロとバンドにトーマス・リューデルが編曲したものです。ユーフォニアム奏者の間ではすでに評判の曲です。ユーフォニアムの技巧を十二分に示すソロで、専門家向きです。しかしアマチュアもチャレンジしてみても良いでしょう。演奏会プログラムとして絶対好評を得るでしょう。

 5. Posaunen-Konzert op.108 (トロンボーン協奏曲作品108)
H.Mielenz(H.ミェレンツ)作曲/グレード4/12:30

ミェレンツのオリジナルで、トロンボーン3重奏をフィーチャーした曲。ジャズっぽいモダンなトリオで、12分30秒と長く、いろいろなテクニックが聴かせられます。急-緩-急の3部形式。一般バンドのコンサート向きで、じっくり練習したい曲です。

 6. Blues in F(へ調のブルース)
B.D.Weille(B.D.ウェイリー)作曲/F.Silvester(F.シルベスター)編曲/グレード4/4:25

ベニー・デ・ウェイリーの作曲でフローリン・シルベスターの編曲によるトランペット独奏曲です。モダンな厚いハーモニーで開始されるゆっくりしたブルースです。ミュートをつけたトロンボーンとトランペットのかけ合いが面白いです。ソロは専門的で、バンド伴奏はグレード4の4分半程の曲です。



M8オススメ楽譜情報

パート別フィーチャー・ポップス・メドレー
パート別のセクションがそれぞれ有名なポップ曲のメロディーを楽しくつなげていく今までなかったメドレーです。まず、トランペットが「007のテーマ」を、そしてホルンが「荒野の七人」を、そしてクラリネットが「フリントストーン」、アルト・サックスが「ピンク・パンサー」、トロンボーンが「ピーター・ガン」、テューバが「ヘイ・ベイビー」、ダブル・リードが「スクービー・ドゥー」、スネアドラムが「ワイプ・アウト」、そして最後にフルートが「星条旗よ永遠なれ」でしめるメドレーです。

「レミーのおいしいレストラン」メドレー
「モンスターズ・インク」「ファインディング・ニモ」「Mr.インクレディブル」のディズニー/ピクサーが贈る世界で最もおいしい映画からのパリの雰囲気のメドレーです!

古いアメリカ舞曲による組曲(グレード3)
カーナウ編曲、グレード3(中級バンド用)の譜面 。第1、4、5楽章が抜粋されています。

「イギリスの海の歌」組曲
この曲は4つの歌による4つの楽章の組曲です。いずれの楽章も短いですが、短調や5音音階で日本人に親しみやすいメロディーをもっています。スパークのグレード2.5で、初級中級バンドには絶好です。

悪魔の踊り
ヘルメスバーガーの作曲。前半は木管が活躍する速い部分でたいへんエキサイティング。中間はゆっくりして3拍子になり、たいへん変化に富んでいます。コンクール曲におすすめ。

市民のためのファンファーレ
ニューヨーク・フィルがラジオ放送のテーマ音楽として使用し、世界的に有名になった曲。グレード3で登場!

組曲「ガイーヌ」(ビーク編曲)
この抜粋曲は、バレー音楽「ガイーヌ」からの4楽章の組曲で、オランダのデ・ハスケ社の1996年の出版ですが、日本ではほとんど演奏されていませんので、新鮮に聴こえます。コンクールの自由曲としても使えます。

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