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秋山紀夫先生の輸入楽譜新譜紹介です


 No.33(2003年9月20日版)

今回はアングロ・ミュージック出版の新譜紹介をしましょう。この出版社はフィリップ・スパークの作品を出版しています。今年12月に新しいスパークの作品ばかりを集めたCD「マスカレード(仮面舞踏会)」が発売されますが、次の3曲はそのCDに含まれる新譜です。

 1. Strathcarron(ストラスキャロン)
P.Sparke(P.スパーク)作曲/グレード5/6:30/CD"Volcano"に収録

ヨークシャー建築協会バンドの依嘱で作曲した曲で、組曲「高地の歌 (Hymn of the Highlands)」の第4楽章にあたる曲です。グレード5、6分30秒。「剣の舞曲」とサブタイトルにあるように、打楽器を伴ってドラマチックに開始されるややゆっくりめの力強い舞曲です。後半はテンポを早めエキサイティングな舞曲となります。コンクール向き。

 2. A Huntingdon Celebration (ハンティンドン・セレブレーション)
P.Sparke(P.スパーク)作曲/グレード3/5:20

イギリスのハンティンドン・コンサート・バンドの創立10周年を祝って作曲された序曲で、グレード3、5分20秒。華やかに開始され、民謡風なメロディーの早い主部に入ります。中間にはゆっくりした美しい旋律も現れる3部形式の曲。コンサートまたはコンクール向き。

 3. Kaleidoscope(万華鏡)
P.Sparke(P.スパーク)作曲/グレード3/11:30

スイスのブルグ(バーゼルとチューリッヒの間にあるドイツ国境に近い町)のバンドのために作曲した曲で、スイスの民謡による変奏曲。グレード3、11分30秒。主題と5つの変奏曲から出来ています。コンクールにはカットしないと無理ですが、コンサートには大変良い曲です。



M8オススメ楽譜情報

パート別フィーチャー・ポップス・メドレー
パート別のセクションがそれぞれ有名なポップ曲のメロディーを楽しくつなげていく今までなかったメドレーです。まず、トランペットが「007のテーマ」を、そしてホルンが「荒野の七人」を、そしてクラリネットが「フリントストーン」、アルト・サックスが「ピンク・パンサー」、トロンボーンが「ピーター・ガン」、テューバが「ヘイ・ベイビー」、ダブル・リードが「スクービー・ドゥー」、スネアドラムが「ワイプ・アウト」、そして最後にフルートが「星条旗よ永遠なれ」でしめるメドレーです。

イパネマの娘(アントニオ・カルロス・ジョビン)
ブラジル音楽を代表する作曲家、アントニオ・カルロス・ジョビンの有名なボサノバ曲です。それを、ロバール・フィアンガがバンドに編曲したものです。ハーモニーが新しく、手のこんだ編曲で、中級バンド以上のバンドのポップス・プログラムに絶好です。

ユー・レイズ・ミー・アップ(ヴォーカル・フィーチャー)
荒川静香エキシビション曲。あの癒し系のきれいな美しい曲です。

アイヴァンホー
「アイヴァンホー」は1819年に発表された歴史小説の主人公の騎士の名で、全3楽章から出来ています。音楽では物語の特にどの部分の描写ということではなく、この物語全体の雰囲気を表現しています。「騎士」をイメージして演奏を!

プラトンの洞窟からの脱出
3つの楽章から出来ています。地底の洞窟から脱走して光あふれる地上に戻るというストーリーで、メリロの代表的な曲の一つです。

アイガー:頂上への旅
「アイガー」はスイス・アルプスにある3970mの山で、この曲はその北壁にいどんで遭難した登山家の息子ジョン・ハーリン(その時9才だった)が、40年後に父に代わってこの北壁の登頂に成功するという物語をもとに作曲したものです。スウェアリンジェンの力作で見逃せません。

悪魔の踊り
ヘルメスバーガーの作曲。前半は木管が活躍する速い部分でたいへんエキサイティング。中間はゆっくりして3拍子になり、たいへん変化に富んでいます。コンクール曲におすすめ。

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