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秋山紀夫先生の輸入楽譜新譜紹介です


 No.39(2004年1月15日版)

今回はカーナウ社の新譜紹介をしましょう。

 1. Ode and Epinicion(頌歌と祝典の音楽)
J.Curnow(J.カーナウ)作曲/グレード4/5:00

ジム・カーナウの作品で、ミシガン州立大学バンドとその指揮者ジョン・ホイットウェルの依嘱で、前指揮者デイヴィッド・カトロンの栄誉をたたえて作曲した曲です。「一楽章の組曲」というサブ・タイトルがつき、つづけて演奏される2つの部分から構成されています。フルートやサックスのソロで静かに抒情的に開始され、前半はカーナウらしいロマンチックなメロディーで美しく、かつテュッティの盛り上がりも充分です。後半はややテンポを速め、木管やホルンが高鳴りエキサイティングな終曲を迎えます。5分と少し短めですが、グレード4でコンクール向きです。

 2. Mayan Sports Festival (マヤのスポーツの祝典)
J.Hosay(J. ホセイ)作曲/グレード5/13:20

マヤは中南米に住む原住民で、そのスポーツ競技会の様子を4曲の組曲にホセイが作曲したものです。第1楽章:神をたたえる、第2楽章:選手達の入場、フルートやオーボエのエキゾチックなソロも聴かれます。第3楽章:競技、フーガと盛り上がりも魅力的です。第4楽章:太陽と雨のために、栄光よ永遠に、この楽章もダイナミックです。それぞれ2分11秒、3分37秒、3分3秒、4分35秒の長さです。各楽章とも打楽器やホルンが活用され、大変ダイナミックでかつドラマチックです。メロディーも良く、変化に富みコンクール向きのグレード5の曲です。一聴をおすすめします。

 3. A Day at the Fair(遊園地の一日)
J.Curnow(J.カーナウ)作曲/グレード2.5/5:00

カーナウのオリジナルでアメリカの田舎の遊園地を描写した楽しい曲です。以前に「美術館の一日」「動物園の一日」「サーカスの一日」と出版し、これはその続編です。第1楽章:パレード、第2楽章:お化け屋敷、第3楽章:メリーゴーランド、第4楽章:中通り、第5楽章:ロデオの全5楽章。1曲づつはそれほど長くありませんが、組曲としては変化に富んでいて面白いです。まずは美術館、そして動物園、その後はサーカス、締めは遊園地というふうにコンサートプログラムをつくっても面白いでしょう。

 4. Hanukkah Begins Tonight(ハナカーが今夜はじまる)
S.Bulla(S.ブラ)作曲/グレード2.5/2:10

イスラエルの祭り「ハナカー」を描いた民謡にもとづく曲で、短調のメロディーが印象深く、テンポを速めて終わる曲です。2分10秒と短いですが、グレード2.5で初級バンドにも楽しめます。

 5. Of Courage and Patriotism (はげましと愛国心)
J.Curnow(J.カーナウ)作曲/グレード3/6:20

カーナウがオハイオ州の高校バンドのために作曲した曲で、1812年の英国とアメリカの軍艦の戦いをもとにした曲です。しかし戦闘的な曲ではなく、当時のコラール等を中心に輝かしいクライマックスをつくるように書かれています。グレード3ですがもう少し難しく聴こえるコンクール向きの曲です。後半金管が輝かしいサウンドを聴かせます。

 6. Finale from Symphony No.3 (交響曲第3番終曲)
J.Saint-Saens(サン・サーンス)作曲/J.Curnow(J.カーナウ)編曲/グレード3/3:00

サン・サーンスのオルガン・シンフォニーの終曲をオルガンを加えた吹奏楽にカーナウが編曲したものです。たっぷりオルガンのサウンドが聴かれる前半と、フーガから開始される後半とからなり、パイプ・オルガンの使えるホールでの演奏は大変効果的です。



M8オススメ楽譜情報

「リトル・マーメイド」メドレー
「TOKYOディズニーシー」の目玉のショー「リトル・マーメイド」。このメドレーを演奏してディズニーシーの世界へ行ってください。またすぐ行きたいナー。

「ポリス・アカデミー」マーチ
アメリカの警察学校を舞台にした1984年のスーパー・スーパー・コメディーです。昔の映画なのにかなり面白いのでぜひみてみてください(レンタルビデオ屋さんで借りるものが無かった時はぜひぜひ)。このテーマ曲がこのマーチで、もちろんメチャメチャ明るいです!!

「レミーのおいしいレストラン」メドレー
「モンスターズ・インク」「ファインディング・ニモ」「Mr.インクレディブル」のディズニー/ピクサーが贈る世界で最もおいしい映画からのパリの雰囲気のメドレーです!

古いアメリカ舞曲による組曲(グレード3)
カーナウ編曲、グレード3(中級バンド用)の譜面 。第1、4、5楽章が抜粋されています。

アイガー:頂上への旅
「アイガー」はスイス・アルプスにある3970mの山で、この曲はその北壁にいどんで遭難した登山家の息子ジョン・ハーリン(その時9才だった)が、40年後に父に代わってこの北壁の登頂に成功するという物語をもとに作曲したものです。スウェアリンジェンの力作で見逃せません。

市民のためのファンファーレ
ニューヨーク・フィルがラジオ放送のテーマ音楽として使用し、世界的に有名になった曲。グレード3で登場!

渚の想い出
1970年代、「シェリーに口づけ」で世界中で有名になったフランスのシャンソン歌手、ミッシェル・ポルナレフ。「シェリー」の次の年にリリースしたのが、この「渚の想い出」。フランスの出版社によるフランスの大ヒット曲をフランスからの直輸入でどうぞ。

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