1 2
ホーム M8 輸入 CD その他
輸入楽譜シリーズ紹介秋山紀夫輸入楽譜新譜紹介おすすめ初級作品紹介
ご利用ガイドQ&A登録内容変更購入履歴レビュー修正サイトマップ

秋山紀夫先生の輸入楽譜新譜紹介です


 No.56(2005年4月4日版)

今回はアメリカのサザン・ミュージック社からの2005年新譜CD(CD-126)からの曲を紹介しましょう。

 1. Keltic Dances(ケルティック・ダンス)
F.McBeth(F.マクベス)作曲/グレード3/6:05/CD-126に収録

フランシス・マクベスがテキサス州プラノのライス中学校バンドの依嘱で作曲した、イギリスの地方の高地に住むケルト人の舞曲です。短調のムードで開始され、低音が8分音符のリズムをきざみます。やや静かな第2主題、低音のユニゾンによる力強い第3主題のあと、ゆっくりした中間部に入り、ホルンの豊かなメロディーが聴かれ大きなクライマックスを作ります。後半ははじめの主題に戻り、それが展開されて曲を閉じます。よく鳴るように書かれていて、中学校バンドの自由曲に好適です。

 2. Animal Krackers(アニマル・クラッカーズ)
C.Tucker(C.タッカー)作曲/グレード3.5/6:48/CD-126に収録

タイトルの「Krackers」の良い訳が見当たらないのですが、「動物玉手箱」とでも言いましょうか。サン・サーンスの「動物の謝肉祭」に似た面白い組曲です。第1楽章「箱が開く(The Box Opens)」、ファンファーレ風な短い曲です。第2楽章は「象の足取り(Elephant Stomp)」、打楽器のリズムにのって重い足取りが描かれ、テューバのゆっくりしたソロが寂しそうな象を描きます。第3楽章「短い猿の物語り(Short Monkey Tale)」、軽快な猿の動きを、金管中心に描きます。第4楽章「帝王ライオン(The Regal Lion)」、ジャングルの帝王ライオンを、ティンパニーの連打の上の金管により描かれます。コンサート向きの面白い曲です。クリストファー・タッカーの作品。

 3. Fanfare and Interlude(ファンファーレと間奏曲)
J.Cacavas(J.カカヴァス)作曲/グレード3/4:30/CD-126に収録

ジョン・カカヴァスの作品。彼はテレビ番組「コジャック刑事」等の音楽を書いていて1976年にエミー賞を受賞しています。この曲はファンファーレ風な序奏で開始され、すぐあまり速くない主部に入り、ホルンの良いメロディーが聴かれます。ファンファーレとティンパニーで中断されますが、木管のメロディーのあと、ゆっくりした間奏曲に入ります。木管が美しく歌います。第3部は再びファンファーレに戻って終わります。コンサートのオープニング等に好適です。

 4. Honor Roll(オーナー・ロール)
M.Bailey(M.ベイリー)作曲/グレード3/3:30/CD-126に収録

マーク・ベイリーの式典行進曲で、卒業式に用いるために作曲した曲です。短い序奏のあと、マーチの主部に入ります。4/4拍子の荘重な良いメロディーです。日本の式典でも使えます。

 5. Covington Legacy(コヴィントンの遺産)
J.Mahaffey(J.マファフィー)作曲/グレード3/4:00/CD-126に収録

ウェルドン・コヴィントンは長年テキサス州の音楽教育に貢献した教育者で、その人のためにジム・マファフィーがイギリス民謡「アーリー・ワン・モーニング」をテーマとして作曲した、ファンファーレとコラール、それにマーチを伴った曲です。クリフトン・ウィリアムスの「献呈序曲」を思わせるファンファーレにはじまり(このテーマは次のイギリス民謡の出だしのモチーフとなっています)、イギリス民謡「ある早い朝」が提示され、ファンファーレが繰り返されます。次に速い主部のマーチに入ります。ここでも民謡のテーマが用いられて、何回も繰り返されます。小・中学校バンドのコンクール自由曲としても向いています。

 6. Star Gazer(スター・ゲイザー)
J.Spears(J.スピアーズ)作曲/グレード3/5:30/CD-126に収録

ジャレット・スピアーズの作品で、低音から音を積み上げるように開始され、ゆっくりしたフルートのソロがつづきトランペットに引き継がれます。後半ややテンポを速め、低音等の旋律となりますが、再びはじめのムードに戻って終わります。タイトル「スター・ゲイザー」は「星を見つめる人」という意味です。

 7. Knights Out(騎士の外出)
M.Bailey(M.ベイリー)作曲/グレード3/6:50/CD-126に収録

マーク・ベイリー作曲の幻想曲で、騎士が外出したあとの暗い城に起こる出来事を不気味に描いている曲です。打楽器を伴って不気味に開始され、短い楽句がオーボエのソロをはさんで何回も繰り返されてマーチ風な主部に入ります。ベルリオーズの「断頭台への行進」に似たムードで進んでいきます。コンサート向き。

 8. Annabel Lee(アナベル・リー)
F.McBeth(F.マクベス)作曲/グレード3/7:35/CD-126に収録

マクベスの好きなエドガー・アラン・ポー(1809-1849、アメリカの小説家、詩人)の作った「アナベル・リー」という詩をもとにオクラホマ州の中学校バンドのために作曲したものです。静かなゆっくりしたムードではじまり、荘重な雰囲気で進んでいきます。

 9. The Whistler and His Dog(口笛吹きと犬)
A.Pryor(A.プロイヤー)作曲/グレード4/2:45/CD-126に収録

スーザ吹奏楽団のトロンボーン・ソリストとして有名なアーサー・プロイヤーが作曲し、スーザ吹奏楽団でよく演奏された有名な曲ですが、バーンズの校訂で新しく出版されたものです。楽しくアンコール向きです。口笛の部分はピッコロとバスーンのソロとなっていますが、口笛でも良いです。終わりに犬の鳴き声をまねる部分もあり楽しいです。広くどのバンドにもおすすめの曲です。

 10. Twilight in the Wilderness(広野のたそがれ)
C.Tucker(C.タッカー)作曲/グレード4/8:20/CD-126に収録

この曲は南北戦争の頃の画家フレデリック・エドウィン・チャーチが描いた大平原に沈む夕陽の絵の印象をクリストファー・タッカーが作曲したものです。ピッコロの鳥のさえずりのようなソロで開始され、次第に高まりますが、オーボエやホルンの西部民謡のような美しいメロディーも現れます。終わり近くに、また鳥のさえずりが聴こえ、テンポを速めて終わります。

 11. Blacksmith Variations(鍛冶屋の変奏曲)
J.Mahaffey(J.マハフィー)作曲/グレード3/3:40/CD-126に収録

ヘンデルの「調子の鍛冶屋」をテーマとしてジム・マハフィーが吹奏楽用に改編したもので、各セクションのソロが聴かれるように書かれています。ハーモニーはグレンジャー風に変えられていて面白いです。高校や一般バンドのコンサートやアンコールに好適です。

 12. Boston Mountain Overture(ボストン山脈序曲)
C.Booker(C.ブーカー)作曲/グレード3/6:10/CD-126に収録

ボストン山脈は、アーカンソー州の北西部にあります。チャールス・ブーカーが作曲したものです。ドラマチックに開始され、親しみやすいカウボーイの民謡がいくつか使われていて楽しい序曲です。高校や一般バンドのコンサート向き。

 13. Valley Aire(谷の歌)
M.Bailey(M.バーリー)作曲/グレード3/5:46/CD-126に収録

作曲者マーク・バーリーが住んでいるオタワ谷を描いた曲です。この地域にはスコットランドやアイルランドの移民が多く、ケルト人の音楽の影響を受けています。ティンパニーを伴ってドラマチックに開始され、6/8拍子の短調の舞曲の主部に入ります。中間部のゆっくりしたオーボエ・ソロがこの谷の冬の寒さと孤独を描いています。再びテンポを速めてケルト風舞曲に戻り終わります。



M8オススメ楽譜情報

アンダー・ザ・シー
「TOKYOディズニーシー」の目玉のショー「リトル・マーメイド」。「アンダー・ザ・シー」を聴くとこの素晴らしいショーが思い浮かびます。アリエルがセバスチャンが.........この曲はディズニー映画「リトル・マーメイド」の主題曲です。ディズニーシー気分でどうぞ。

「パイレーツ・オブ・カリビアン〜呪われた海賊たち」メドレー
ディズニーランドのアトラクション「カリブの海賊」をもとにつくられた海賊映画です。ジョニー・デップ主演で大ヒット。ところどころにあの「カリブの海賊」のシーンが出てきます。音楽もディズニーのスケールが大きい雄大な音楽です。

ユー・レイズ・ミー・アップ(ヴォーカル・フィーチャー)
荒川静香エキシビション曲。あの癒し系のきれいな美しい曲です。

古いアメリカ舞曲による組曲(グレード3)
カーナウ編曲、グレード3(中級バンド用)の譜面 。第1、4、5楽章が抜粋されています。

「イギリスの海の歌」組曲
この曲は4つの歌による4つの楽章の組曲です。いずれの楽章も短いですが、短調や5音音階で日本人に親しみやすいメロディーをもっています。スパークのグレード2.5で、初級中級バンドには絶好です。

スコットランドの旋律による「ピスガ」による変奏曲
「ピスガ」はアメリカの聖歌集に出てくるメロディーで、19世紀に出版されたものです。旋律はスコットランドの5音階によるもので、本来はテナーの独唱曲でした。それをヴィンソンが吹奏楽に作曲したもので、主題と4つの変奏曲で出来ています。グレード3、演奏時間5分で、中級バンドのレパートリーとしてお薦めできる良い曲です。

市民のためのファンファーレ
ニューヨーク・フィルがラジオ放送のテーマ音楽として使用し、世界的に有名になった曲。グレード3で登場!

Copyright (C) 2004 Music Eight,Inc. All Rights Reserved.