| 1. Jubilation Overture(祝典序曲) |
J.Barnes(J.バーンズ)作曲/グレード4/6:30/CD-127に収録
ジェームス・バーンズが、学生時代から住んでいるカンサス州ローレンスの町の150周年を記念して作曲した曲です。速い-おそい-速いの3部形式で書かれています。ファンファーレの序奏に続き、ティンパニーに導かれ速い主部の第1部がはじまります。木管の第1主題が流れるように美しく、楽器を変えて繰り返され、ファンファーレの主題を経てゆっくりした中間部に入ります。トランペットの静かなソロに続きホルンが歌います。バーンズらしいロマンティックな主題です。第3部は速い第1部が繰り返されてコーダに入って終わります。中学校バンドの自由曲に好適です。
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| 2. Trinity Passage(トリニティーの流れ) |
J.Gibson(J.ギブソン)作曲/グレード4/11:45/CD-127に収録
ジョン・ギブソンのオリジナル曲です。「トリニティー」はテキサス州ダラスを流れる川の名前です。テキサス州の北部から流れ出し、ダラス、ヒューストンの2つの大都市を抜けて、メキシコ湾にいたる川を描いた曲です。木管でアドリブ風に開始され、クラリネットに引き継がれるゆっくりした序奏を持ち、速いドラマティックな主部に入ります。中間部はムードを変え、木管が活躍する軽快な部分となり、アルト・サックスのソロがバスーンのオッシナートの上に聴かれます。後半また速い主部に戻って終わります。グレード4〜5の曲で、やや難しいです。
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| 3. The Carrollton March(キャロルトン行進曲) |
J.King(J.キング)作曲/M.Rogers(M.ロジャース)編曲/グレード4/2:30/CD-127に収録
マーチ王カール・キング(1891〜1971)は若い頃オハイオ州キャロルトン市民バンドに在籍していたことがあり、そのバンドのリーダーでテューバ吹きだったアイラ・ムーディに捧げ、1909年に出版されたマーチです。木管のオブリガートが多く、キングのマーチとしてひときわ華やかで手のこんだ曲です。マーチの好きなバンドには見逃せない曲です。
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| 4. Songs without Words(無言歌集) |
C.Young(C.ヤング)作曲/グレード4/12:15/CD-127に収録
チャールス・ヤングの作品で、ウィスコンシン大学のスティーブン・ポイントのためにCBDNAのウィスコンシン支部の依嘱で作曲した組曲です。3楽章で出来ていて、第1楽章はユーフォニアム・ソロから始まるロマンティックな曲です。4分15秒。第2楽章もゆっくりした静かなムードで、これも短調でロマンティックな音楽。ユーフォニアム協奏曲とは書いてありませんが、第2楽章にもソロが聴かれます。3分30秒。第3楽章はフルートのソロから、やはりゆっくり美しく開始されます。アルト・サックスのソロも含まれ、あたたかく盛り上がります。5分。今はやりの言葉で言えば、「癒し系」の音楽です。
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| 5. Australian Fantasia(オーストラリア幻想曲) |
D.Stanhope(D.スタンホープ)作曲/グレード4/12:10/CD-127に収録
ウオーストラリアのピアニストで作曲家のデイヴィッド・スタンホープの作品。2000年のシドニー・オリンピックのためや、シドニー・ハーバーの新年の花火大会のためなどに作曲した曲を吹奏楽に再編曲して4つの組曲にまとめたものです。第1楽章「シドニー・ハーバー」、三連符を用いた5/4拍子のファンファーレにはじまり、12/8拍子の速い主部に入ります。途中から「ワルツィング・マティルダ」のメロディーとなります。3分5秒。第2楽章「ガンダガイへの道」、ゆっくりしたオーボエのソロからはじまる楽章です。木管楽器を中心に奏せられる静かな音楽です。中間部でややテンポを速め舞曲風になりますが、再び静まって終わります。3分50秒。第3楽章「南十字星」、6/4拍子で金管と打楽器により開始され、ホルンが高らかにテーマを奏する金管中心の力強く、厚いハーモニーの曲です。2分40秒。第4楽章「前進するオーストラリア祭」、短い前奏のあと、クラリネットが国歌風なメロディーを奏し、これが盛り上がって終わります。2分35秒。一般バンドのコンサート向きの曲です。
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| 6. Nibelungen March (ニーベルング行進曲) |
G.Sonntag(G.ゾンタック)作曲/D.Fry(D.フライ)編曲/グレード4/3:30/CD-127に収録
ゴッドフリート・ゾンタック(1846-1921)というバーバリア第7歩兵連隊軍楽隊長が作曲したコンサートマーチで、「ニーベルング指輪」の主題を用いています。ドイツでは昔からよく演奏されていましたが、アメリカや日本では楽譜が手に入りにくくあまり演奏されていませんでした。今回テキサス州マクマリー大学のバンド・ディレクター、トミー・フライの編曲で出版されました。ドイツマーチの好きな人はもちろん、広く演奏をおすすめしたです。トリオでは「ジークフリートの葬送」のメロディーも出てきます。
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| 7. Danza Sinfonica(ダンツァ・シンフォニカ) |
J.Barnes(J.バーンズ)作曲/グレード5/11:30/CD-127に収録
この曲はジェームス・バーンズのオリジナル曲です。スペイン音楽を基調としたグレード5、11分30秒の大曲で、上級バンドや一般バンドのコンテスト、コンサートに絶好の曲です。すべてのパートに魅力的かつチャレンジの必要なパッセージがあり、やりがいのある効果的な曲です。すでに大阪市音楽団が録音しています。サザン・ミュージック社の2005年一押しの目玉曲です。
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| 8. The National Game(ナショナル・ゲーム) |
J.P.Sousa(J.P.スーザ)作曲/K.Brion(K.ブライオン)編曲/グレード4/3:14/CD-127に収録
スーザがアメリカのプロ野球のコミッショナーのために1925年に作曲したマーチです。6/8拍子。日本ではあまり演奏されないスーザのマーチとしておすすめしたいです。トリオのメロディーの間にバットに当たる擬音が入っています(擬声も)。グレード4で3分14秒。
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| 9. Concerto for Alto Saxophone(アルト・サクソフォーン協奏曲) |
C.Young(C.ヤング)作曲/グレード4/11:25/CD-127に収録
チャールス・ヤングの作品で、ミシガン大学出身のサクソフォーン奏者、ドナルド・シンタのために作曲した曲です。3楽章の曲で、速い第1楽章(4分5秒)、ゆっくりした短調の美しいメロディーの第2楽章(4分30秒)、速く華麗な第3楽章(2分50秒)で出来ています。旋律が現代風ではなく、メロディックなので親しみやすいです。良いソリストを迎えて演奏したい協奏曲です。グレード4でソリストは6。
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