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秋山紀夫先生の輸入楽譜新譜紹介です


 No.68(2006年4月25日版)

今回はオランダのデ・ハスケ社からの曲を紹介しましょう。

 1. La Traviata Highlights(「椿姫」抜粋)
G. Verdi (G.ヴェルディ)作曲/グレード3/9:20/CD-412に収録

ヴェルディの歌劇「椿姫」の中から「第3幕の舞踊会の場面」「第1幕への前奏曲」「乾杯の歌」を3楽章にヴァン・デル・ビークが編曲したものです。第1楽章にあたる「闘牛士の踊り」の音楽が面白いです。ポピュラー・コンサートなどには喜ばれるでしょう。

 2. Balkan Dream(バルカンの夢)
K. Schoonenbeek (K. シェーネンベルク)作曲/グレード3/11:45/CD「Fanatic Winds」に収録

クラリネットのジプシー音楽風なカデンツァからはじまり、短調のメロディが用いられ、ジプシー・ダンス風に盛り上がり、テンポを早めて終ります。少し長いのでカットが必要ですが、エキゾチックで変化に富み自由曲向き。

 3. Previson(予見)
J. de Haan (J. デ・ハーン)作曲/グレード3/12:00/CD「Everest」に収録

デ・ハーンのオリジナル序曲。子供の成長を画いた曲で、はじめは金管で華やかにオペラ的、中間は短調のロマンチックなメロディ、終りはハッピーな雰囲気で盛り上がります。

 4. Castellum(カスタラム)
J. Van der Roost (J. V. ロースト)作曲/グレード4/10:30/CD-410に収録

ヴァン・デル・ローストがベルギーのオーデンブルグの町のために作曲した2部形式の曲で、静かに田園風に開始され、古い町が画かれます。この静かなムードはやがて古代のローマ軍の侵入の劇的なマーチにかわります。二つの異なったムードをもつ、後半ドラマチックな曲です。

 5. Cossack Dance(コザック・ダンス)
F. Cesarini (F. チェザリーニ)作曲/グレード4/10:40/CD「Bridge Between Nations」に収録

フランコ・チェザリーニの作品で、4つの楽章からなり、どれもマイナーなメロディと、活発なコザック・ダンスで構成でされ、コンサート向き。

 6. Man In the Ice(氷の中の勇士)
O. Schwarz (O. シュワルツ)作曲/グレード4/11:20/CD「Bridge Between Nations」に収録

1991年9月アルプスのシミラウン氷河から氷づけで見つかった古代オーストリアの兵士の昔をしのんでオットー・シュワルツが作曲した曲です。無気味に開始され、古代の勇士の描写となるドラマチックな曲で打楽器も多用されます。

 7. Ceremonial(式典)
F. Ferran (F. フェラン)作曲/グレード5/20:00/CD「Ceremonial」に収録

スペインのフェレル・フェランの作品で3楽章の組曲です。第1楽章の導入部のファンファーレは強烈で、式典風な音楽につづきます。荘重で美しい部分が続きます。第2楽章はマーチで、古代人の行進を画いています。第3楽章は「ダンスと終曲」でリズミカルな盛りあがりをみせます。トータル20分の大曲。



M8オススメ楽譜情報

タイム・トゥ・セイ・グッドバイ
世界中で知られているミュージカルでも大活躍中のサラ・ブライトンと、イタリアの人気テナー歌手アンドレア・ボッチェリのデュエット曲。スバルのCMで使われ、「あの曲は何だったの?」と問い合わせ殺到。静かな大変美しい曲です。

パート別フィーチャー・ポップス・メドレー
パート別のセクションがそれぞれ有名なポップ曲のメロディーを楽しくつなげていく今までなかったメドレーです。まず、トランペットが「007のテーマ」を、そしてホルンが「荒野の七人」を、そしてクラリネットが「フリントストーン」、アルト・サックスが「ピンク・パンサー」、トロンボーンが「ピーター・ガン」、テューバが「ヘイ・ベイビー」、ダブル・リードが「スクービー・ドゥー」、スネアドラムが「ワイプ・アウト」、そして最後にフルートが「星条旗よ永遠なれ」でしめるメドレーです。

サー・デューク(スティービー・ワンダー)
アメリカのスティービー・ワンダーの代表的な曲です。「サー・デューク」はデューク・エリントンのことで、スティービー・ワンダーがエリントンに対して敬意をはらってつくった曲なのでしょう。よく聴かれる曲で、アレンジも楽しいです。

アイガー:頂上への旅
「アイガー」はスイス・アルプスにある3970mの山で、この曲はその北壁にいどんで遭難した登山家の息子ジョン・ハーリン(その時9才だった)が、40年後に父に代わってこの北壁の登頂に成功するという物語をもとに作曲したものです。スウェアリンジェンの力作で見逃せません。

ノース・ベイの眺め
ロバート・スミスのバーンハウス社移籍第1弾となる曲の一つで、彼の「アメリカの風景」シリーズの一曲です。サンフランシスコ近くの海を画いています。金管でファンファーレ風にはじまりますが、やさしく効果的に書かれていて、中級バンドにおすすめです。

市民のためのファンファーレ
ニューヨーク・フィルがラジオ放送のテーマ音楽として使用し、世界的に有名になった曲。グレード3で登場!

リベルタンゴ
現代タンゴの巨匠、アルゼンチンのアストル・ピアソラ。そのピアソラの代表作がこの「リベルタンゴ」。今では世界中のいろんなミュージシャンがこの「リベルタンゴ」を、これまたいろんなジャンルでカヴァーして大ヒットさせています。

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