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秋山紀夫先生の輸入楽譜新譜紹介です


 No.79(2006年11月15日版)

アメリカ、アルフレッド社からは、グレード1〜2のヤングバンド等を含めて50曲あまりが2006-2007用として出版されていますが、今回は中上級バンド用の曲を紹介しましょう。

 1. Rising Dragons(ライジング・ドラゴンズ)
R.W.Smith(R.W.スミス)作曲/グレード4.5/9:17

この曲はロバート・スミスが韓国海軍軍楽隊の依嘱で作曲し、2004年済州島で開かれたAPBDA(アジア・パシフィック吹奏楽指導者会議)の席上で初演された9分17秒のシンフォニックな序曲です。ファンファーレに続いてダイナミックなテーマが展開されます。この曲は、1500年代の将軍イ・スンシンの伝説にもとづいて書かれたものです。朝鮮水軍を率いて日本軍との戦いに活躍し、日本軍を苦しめた将軍イ・スンシンは、その功績から韓国では国民的英雄となっています。

 2. Heritage(ヘリテージ)
J.Brubaker(J.ブルベーカー)作曲/グレード4/7:44

この曲はジェリー・ブルベーカーがペンシルヴァニア州ニュー・ホランドの市民バンドの創立150周年を祝って作曲した曲です。いくつかのオランダ系の民謡を用いたABAの三部形式の序曲です。

 3. Buffalo Dances(バッファロー・ダンス)
R.W.Smith(R.W.スミス)作曲/グレード4/8:45

ロバート・スミスの新曲で、2006−2007の新刊の中で、一押しの目玉曲です。スー族インディアンの民族や舞曲をもとに作曲した曲で、華やかに開始され、バスーンのリズムの上に木管が歌い出すメロディーが美しいです。ソプラノ・サックスのソロやカデンツァもあり、とても魅力的な曲です。もちろん後半の盛り上がりも充分で、コンクールにも好適な曲です。

 4. Currents(時の流れ)
R.W.Smith(R.W.スミス)作曲/グレード3.5/4:37

これもロバート・スミスの新曲で、こまかいリズムの動きからはじまり、そのリズムの上にホルン等が大らかに歌います。グレード3.5ですが、4以上に聴こえます。中級バンドの自由曲にも良いです。4分37秒の曲。

 5. Folk Songs from the British Isles(英国諸島の民謡)
D.Wagner(D.ワーグナー)編曲/グレード3/3:49

ダグラス・ワーグナーが編曲したもので、4曲(A-Rovin', Early One Morning, Barbara Allen, The Lincolnshire Poacher)の民謡のメロディーが楽しめます。バンドのトレーニング等に好適です。

 6. Silver Winds(シルバー・ウィンズ)
V.Lopez(V.ロペス)作曲/グレード3/5:04

ヴィクター・ロペスのオリジナルで、ジョージア州フォート・ベニングの落下傘部隊のデモンストレーション・チームを描いた曲です。こまかいリズムの動きとおおらかなメロディーを持つ曲です。ドラマチックな部分もあります。

 7. Pavane pour une Infante Defunte(亡き王女のパバーヌ)
J.Brubaker(J.ブルベーカー)編曲/グレード3/4:21

ラヴェルの名曲をジェリー・ブルベーカーが編曲したもので、コンサートのプログラムにはさむと効果的です。ゆっくりした表現の勉強にもなりますし、ハーモニーの勉強にも適した曲です。いろいろな編曲のものが出版されていますが、グレード3でおすすめの曲です。

 8. Travelin' Trumpets(旅するトランペット)
J.Ployhar(J.プロイハー)作曲/グレード3/4:41

これはトランペット・セクションのデモンストレーションに絶好な曲です。速いテンポでトランペットがユニゾンで動き回ります。ジェームス・プロイハーのオリジナル曲。トランペット・パートはグレード4、バンドはグレード3です。

 9. Japanese(ジャパニーズ)
G.Gershwin(G.ガーシュイン)作曲/D.Wagner(D.ワーグナー)編曲/グレード3/1:12

最近人気のある「のだめカンタービレ」のエンディングで使われているのは、ジョージ・ガーシュイン作曲の「ラプソディー・イン・ブルー」です。そのガーシュインのピアノ曲で、新しく発見されたのがこの「ジャパニーズ(日本人)」です。ツー・ステップの軽快な曲で、タイトルの日本人と結びつかないでしょう。ガーシュインから曲の背景を聞いてみたいです。1分12秒の曲。

 10. Wassail(酒宴)
R.W.Smith(R.W.スミス)作曲/グレード3/3:12

ロバート・スミスが現在作曲中の「ヴォーン・ウィリアムスに捧げる組曲」の第1楽章となる曲です。イギリス民謡風な主題による変奏曲です。6/8拍子の愛らしいテーマからはじまり、変奏曲が続いていきます。組曲全曲の完成が待ち遠しいです。

 11. Symphonic Suite from Harry Potter and the Goblet of Fire
   (交響組曲「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」)
UP345/R.Sheldon(R.シェルドン)編曲/グレード4/9:32

少し古くなったかもしれませんが、映画「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」(ハリー・ポッター第4弾)からの音楽で、ロバート・シェルドンの編曲が良く、楽しく演奏したり、聴けたりできます。9分32秒と時間も充分です。

 12. Suite from the Star Wars Epic - Part1
  (「スター・ウォーズ」叙事詩組曲パート1)
R.W.Smith(R.W.スミス)編曲/グレード3/5:41

今や映画音楽の古典ともなっている「スター・ウォーズ」の集大成をロバート・スミスがまとめあげたものです。このパート1はエピソード1,2,3の音楽が中心となっています。いろいろな編曲の版が出版されていますが、この版は「パート2」とともにライブラリーに入れるべきです。次の曲のメドレーとなっています。1.Duel of the Fates (from Episode1), 2.Across the Stars (from Episode2), 3.Revenge of the Sith (from Episode3)。

 13. Suite from the Star Wars Epic - Part2
  (「スター・ウォーズ」叙事詩組曲パート2)
R.W.Smith(R.W.スミス)編曲/グレード3.5/5:52

これもロバート・スミスの編曲で、エピソード4,5,6の音楽の他、メインテーマが含まれています。次の曲のメドレーとなっています。1.Princess Leia's Theme (from Episode4), 2.Imperial March (from Episode5), 2.The Forest Battle (from Episode6), 3.Star Wars Main Title。


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「カーズ」メドレー
ある日のこと、天才レーサー、マックイーンが迷い込んだのは、秘密がいっぱいのクルマたちが平和に暮らす町でしたノノ。ディズニー「トイ・ストーリー」「ファインディング・ニモ」のスタッフがおくる最新作から。

「ポリス・アカデミー」マーチ
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恋はあせらず(フィル・コリンズ)
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詩のない歌
しみじみとして次第に盛り上がり、また静かに消えていくグレード3、5分の曲。木管と金管のからみが巧みに作曲されている、癒し系の音楽です。グレード3ですが歌わせ方や盛り上げ方はグレード4の表現力が必要です。

第一組曲変ホ長調(グレード3)
ロングフィールド編曲、グレード3(中級バンド用)の譜面 です。

アイガー:頂上への旅
「アイガー」はスイス・アルプスにある3970mの山で、この曲はその北壁にいどんで遭難した登山家の息子ジョン・ハーリン(その時9才だった)が、40年後に父に代わってこの北壁の登頂に成功するという物語をもとに作曲したものです。スウェアリンジェンの力作で見逃せません。

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