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秋山紀夫先生の輸入楽譜新譜紹介です


 No.87(2007年7月7日版)

今回は、フランスのロベール・マルタン出版社の新譜を紹介しましょう。ロベール・マルタン社は、ここ数年急速に新譜の数が増えており、2006〜2007年の新譜曲数は約40曲に及び、他に管弦楽曲も5曲リリースしています。その中からのおすすめしたい曲を紹介しましょう。


ポップス・シリーズから
 1. The Girl from Ipanema(イパネマの娘)
R.Fienga(R.フィエンガ)編曲/グレード3/2:50

有名なボサノバを、ロバート・フィエンガがバンドに編曲したもの。ハーモニーが新しく、手のこんだ編曲で、中級バンド以上のバンドのポップス・プログラムに絶好です。

 2. Soul Bossa Nova(ソウル・ボサ・ノヴァ)
T.Muller(T.ミュラー)編曲/グレード3/4:56

クインシー・ジョーンズのレパートリーで、テリー・ミュラーの編曲。クインシーが1962年に作曲して大ヒットした曲。CMソングや映画のテーマ曲としてもいろいろと使われている曲です。

 3. Sir Duke(サー・デューク)
R.Fienga(R.フィエンガ)編曲/グレード2.5/2:48

これもアメリカのスティービー・ワンダーの有名な曲。よく知られている曲で、アレンジも楽しいです。特におすすめ。

 4. You Can't Hurry Love(ユー・キャント・ハリー・ラブ)
R.Fienga(R.フィエンガ)編曲/グレード2.5/3:31

邦題は「恋はあせらず」で、フィル・コリンズの有名な曲です。この曲もCMソングでよく使われる楽しい曲です。Saxのメロディーのドライブが快適な曲。

 5. Concerto pour une Vaix(コンチェルト・フォー・フルート)
M.Smith(M.スミス)編曲/グレード2.5/5:04

アランフェスのギター協奏曲の中の有名な旋律をフルート・ソロとバンドに編曲したもの。スロー・バラードでコンサート・プログラムに楽しいです。グレード3、5分4秒で長さも充分。

 6. Birdland(バードランド)
R.Fienga(R.フィエンガ)編曲/グレード3/4:05

これも有名な曲で、ロックのリズムの上にサックスが気持よく歌い、ブラスが加わり、木管等打楽器も活躍する楽しい編曲です。

 7. My Way(マイ・ウェイ)
R.Fienga(R.フィエンガ)編曲/グレード2.5/4:30

この曲もいろいろなアレンジがありますが、スロー・ロックのこの編曲では、サックスやホルンが気持よく歌います。変に凝っていないで、ストレートな編曲が良いです。

 8. Turkish March(トルコ行進曲)
W.A.Mozart(W.A.モーツアルト)作曲/J.Naulais(J.ナウライス)編曲/グレード3/4:28

モーツァルトの有名な曲をジャズ風に編曲したものです。木管が活躍する編曲で、フルートやクラリネット・セクションのチャレンジとして喜ばれるでしょう。中級バンド向け。

 9. Classic Medley(クラシック・メドレー)
R.Fienga(R.フィエンガ)編曲/グレード4/7:30

タイトルのようにクラシックの名旋律が「フックド・オン・クラシック」のように軽いリズムの上に流れます。バッハの「トッカータとフーガニ短調」にはじまり、モーツァルトの「交響曲第40番第1楽章」、ベートーヴェンの「運命」、ワーグナーの「ワルキューレの騎行」、グリーグの「ペールギュント」、ムソルグスキーの「はげ山の一夜」が出てきます。中上級バンド向け。

オリジナル・シリーズから
 10. The Four Winds(四つの風)
R.Fienga(R.フィエンガ)作曲/グレード4/10:10

これはロベルト・フィエンガによるオリジナルで、4楽章の吹奏楽版「四季(第1楽章:秋、第2楽章:冬、第3楽章:春、第4楽章:夏)」。秋、冬、春、夏、という構成で、グレード4、10分10秒の大作。ややポップス風な表現ですが、映画音楽風で悪くありません。

 11. Silva Carbonaria(シルヴァ・カルボナリア)
R.Deronge(R.デロンジェ)作曲/グレード3/8:53

ロジャー・デロンジェのオリジナルで、ベルギーの森を画いた曲で、狩の風景を思わせるメロディーや自然の描写が聴かれます。

 12. Kakkazan(カッカザン)
H.Bullow(H.ブロー)作曲/グレード3/9:03

何のタイトルかと思いましたら、日本語で「活火山」でした。タイトルの通り、火山の描写で、かなり日本的なメロディーやハーモニーが使われ、打楽器も活躍します。ハリー・ブローの作品で、ハワイに住んでたことがあるそうです。日本的な「屋台ばやし」や「祭りばやし」にヒントを得たと言っています。グレード4、9分03秒と時間も充分。

 13. Letters d'Israel(イスラエルからの手紙)
F.Aubin(F.オーバン)作曲/グレード3/8:45

フランシスーヌ・オーバンのオリジナルで、1995年にイスラエルの旅行から帰って作曲した曲です。後半イスラエル風な短調の早いメロディーが聴かれます。グレード3、8分45秒。

 14. Arcane1(アルカンヌ1)
J.Naulais(J.ナウライス)作曲/グレード5.5/6:14

ユーフォニアム・ソロとバンドの曲で、ジェローム・ナウライスの作品。現代風でソロはかなり難しいです。グレードはソロが6、バンドが5、6分14秒。

 15. Concert for Trumpet(トランペット協奏曲)
R.Boutry(R.ブートリー)作曲/グレード5.5/18:16

元ギャルドの指揮者ロジャー・ブートリーの作品。ソロはグレード6、バンドは5。5楽章からなり、現代的なソロは難しいです。18分16秒の大曲。大変まじめな作品で、良いソリストが得られればとり上げたい曲です。

 16. The Old Legend(ザ・オールド・レジェンド)
J.Vanbeselaere(J.ヴァンベスラエル)作曲/グレード3/6:04

ジャン・フィリッペ・ヴァンベスラエルのオリジナルで、インディアンの古い村を画いた舞曲風な曲です。

 17. Safari(サファリ)
F.Coiteux(F.コーテックス)作曲/グレード2/9:45

サファリ砂漠を画いた3楽章の組曲で、やや不気味で変わった雰囲気を持っています。

 18. Divertimento(ディヴェルティメント)
T.Huvelle(T.ウヴェル)作曲/グレード4/8:23

テリー・ウヴェルのオリジナルで、3楽章の作品。作者はアメリカ映画音楽に影響を受けたと述べていて、変化の多い曲です。グレード5、8分23秒。2楽章が印象的。

 19. Irish Rainbow(アイリッシュの虹)
A.Telman(A.テルマン)作曲/グレード2.5/8:01

アンドレ・テルマンのオリジナルで3楽章。民謡風なテーマが使われています。グレード3、8分01秒。

クラシック・シリーズから
 20. March Militaire(軍隊行進曲)
F.Schubert(F.シューベルト)作曲/J.Naulais(J.ナウライス)編曲/グレード2.5/3:55

シューベルトの有名なマーチの新しい編曲です。ハ長調(したがってBb管はシャープ2つ)。グレード3、3分55秒。

 21. Wiegenlied(子守唄)
J.Brahms(J.ブラームス)作曲/J.Villers(J.ヴィラー)編曲/グレード3/2:21

ブラームスの「子守唄」をユーフォニアム・ソロなどにやさしく美しく編曲されています。グレード3、2分21秒。

 22. Le Directeur de Theatre(歌劇「劇場からの逃走」序曲)
W.A.Mozart(W.A.モーツアルト)作曲/J.Naulais(J.ナウライス)編曲/グレード2/5:23

モーツァルトの歌劇の序曲の吹奏楽編曲。木管が活躍。グレード2、5分23秒。

 23. Requiem(レクイエム)
W.A.Mozart(W.A.モーツアルト)作曲/D.Dondeyne(D.ドンディーヌ)編曲/グレード3/9:15

これもモーツァルトの曲を合唱付きで編曲してあります。元パリ警視庁バンドの指揮者デジレ・ドンディーヌの編曲なので信用できます。グレード3、9分15秒。

他に「ギャルド・コレクション」は見逃せません。パリ・ギャルドの歴代の隊長による編曲のシリーズです。曲目と編曲者、価格、グレード、時間のみを紹介しましょう。
 24. トッカータとフーガ、ニ短調(バッハ)
ブラン編曲、グレード5、7分55秒。

 25. シェラツァード(リムスキー=コルサコフ)
ブートリー編曲、グレード5.5、44分50秒。

 26. ベンヴェヌート(ベルリオーズ)
デュポン編曲、グレード4、10分35秒。

 27. 7つのコラール(バッハ)
ブートリー編曲、グレード5、ブック1が7分10秒、ブック2が7分18秒。

 28. 葬送と勝利の交響曲(ベルリオーズ)
ドンデーヌ編曲、グレード5、30分。

 29. ハンガリアン行進曲(ラコッツィ行進曲)(ベルリオーズ)
ソルリン編曲、グレード4、4分54秒。

 30. 交響詩前奏曲(リスト)
デュポン編曲、グレード5、15分30秒。


M8オススメ楽譜情報

アンダー・ザ・シー
「TOKYOディズニーシー」の目玉のショー「リトル・マーメイド」。「アンダー・ザ・シー」を聴くとこの素晴らしいショーが思い浮かびます。アリエルがセバスチャンが.........この曲はディズニー映画「リトル・マーメイド」の主題曲です。ディズニーシー気分でどうぞ。

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オエ・コモ・ヴァ
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誕生日のためのファンファーレ
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市民のためのファンファーレ
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渚の想い出
1970年代、「シェリーに口づけ」で世界中で有名になったフランスのシャンソン歌手、ミッシェル・ポルナレフ。「シェリー」の次の年にリリースしたのが、この「渚の想い出」。フランスの出版社によるフランスの大ヒット曲をフランスからの直輸入でどうぞ。

リベルタンゴ
現代タンゴの巨匠、アルゼンチンのアストル・ピアソラ。そのピアソラの代表作がこの「リベルタンゴ」。今では世界中のいろんなミュージシャンがこの「リベルタンゴ」を、これまたいろんなジャンルでカヴァーして大ヒットさせています。

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