| 1. Rush(ラッシュ) |
S.Hazo(S.ヘイゾー)作曲/グレード5/3:35/HLCD-2008に収録
この曲はサミュエル・ヘイゾーがウィンガー・コーポレーション(ステージ用品の会社)の依嘱で作曲し、ジョージア州ケネソー高校バンドが2006年のミッドウェスト・クリニックで初演した曲。ジャズ風なリズムやサウンドを持つ、華やかで、オープニングに向いた曲です。グレード5、3分35秒。
|
| 2. Symphony No.1 for Wind Orchestra Mvt.1(ウィンド・オーケストラのための交響曲第1番第1楽章) |
R.Saucedo(R.サウセード)作曲/グレード5/4:00/HLCD-2008に収録
リチャード・サウセードのオリジナル曲。チャイムとピアノでにぎやかに速いテンポで開始され、こみ入った序奏のあと、ホルンのテーマとなり金管とホルンが活躍します。グレード5、4分。チャレンジの好きなバンドに向いています。
|
| 3. Symphony No.1 for Wind Orchestra Mvt.2(ウィンド・オーケストラのための交響曲第1番第2楽章) |
R.Saucedo(R.サウセード)作曲/グレード5/4:00/HLCD-2008に収録
この曲も第1楽章と同じくピアノとパーカッションで開始されるますがテンポは遅いです。ストリング・ベース、アルト・サックス等がゆっくり歌い、金管も加わります。ユーフォニアムやトロンボーンのソロで高まり、ホルンも強力。グレード5、4分。
|
| 4. Sky is Waiting(空は待っている) |
S.Hazo(S.ヘイゾー)作曲/グレード5/7:00/HLCD-2008に収録
2006年のバンド・オブ・アメリカの高校生合同バンドのために作曲された曲。ゆっくり華々しいサウンドで開始され、木管が美しいサウンドで歌い、次第に高まります。メロディーは魅力的です。テンポは速くならず、堂々と音楽が展開してゆきます。
|
| 5. Song of the Gandy Dancers(線路工夫の歌) |
R.Saucedo(R.サウセード)作曲/グレード4/5:00/HLCD-2008に収録
リチャード・サウセードのオリジナル曲。フルートのソロで静かにはじまり、列車の近づく音が描写風に聴こえ、主部に入り、ユーフォニアムの短調風なメロディーが外国からの労働者の歌を表現し高まります。グレード4、5分。異色な雰囲気を持った曲です。
|
| 6. Solas Ane(昨日の喜び) |
S.Hazo(S.ヘイゾー)作曲/グレード4/4:30/HLCD-2008に収録
サミュエル・ヘイゾーのオリジナルで、この曲はぜひおすすめしたいアイルランド音楽です。フルートのソロ(伴奏のハーモニーは少し複雑)で印象的に歌い出され、フル・バンドとなって盛り上がり、後半はドラムが加わり、ケルト民族の歌が高らかに奏せられます。
|
| 7. Diamond Fanfare(ダイアモンド・ファンファーレ) |
S.Hazo(S.ヘイゾー)作曲/グレード4/4:30/HLCD-2008に収録
これもサミュエル・ヘイゾーのオリジナルで、打楽器で静かに開始され、クレッシェンドし、金管のファンファーレ(ハーモニーは厚い)となります。中間部は木管で静かにコラール風に歌われ、ファンファーレに戻って終ります。オープニング向きの曲です。
|
| 8. The Girl with the Flaxen Hair(亜麻色の髪の乙女) |
C.Debussy(C.ドビュッシー)作曲/J.Moss(J.モス)編曲/グレード4/2:30/HLCD-2008に収録
ドビュッシーの有名なピアノ曲を、アルト・サックス(又はイングリッシュ・ホルン)のソロとバンドにジョン・モスが編曲したものです。コンサートのプログラムに好適。2分30秒。アンコールにも使えます。
|
| 9. Encanto(魅力) |
R.W.Smith(R.W.スミス)作曲/グレード3/5:00/HLCD-2008に収録
ハル・レナード社のグレード3は2008年用には9曲がラインアップされていますが、一番のおすすめはこのロバート・スミスのオリジナルです。金管の厚いハーモニーでファンファーレ風にはじまり、速い主部ではクラリネットがリズミカルなメロディーを奏します。ゆっくりした中間部はフルートの美しいソロです。中級バンドのコンクール向き。5分。
|
| 10. Silverbrook(シルヴァーブルック) |
M.Sweeney(M.スイーニー)作曲/グレード2/4:25/HLCD-2008に収録
この「銀の小川」と訳せる曲は固有名詞でしょうからそのままのカタカナで良いでしょう。マイケル・スイーニーのオリジナルで4分25秒の序曲です。クラリネットでゆっくり歌い出され、力強いテュッティとなります。打楽器からはじまる速い主部はトランペットが活躍。中間部はゆっくりしフルートや木管が歌います。初中級バンド用の良い曲です。
|
| 11. Three Concert Fanfare(三つの演奏会用ファンファーレ) |
S.Hazo(S.ヘイゾー)作曲/グレード2/2:00/HLCD-2008に収録
サミュエル・ヘイゾーの曲で、やさしく良く鳴るように作曲されています。いずれも打楽器と金管がうまく使われています。3曲で2分、1曲ずつ使えるファンファーレです。
|
| 12. Four Breton Dances(4つのブリタニア地方の舞曲) |
T.Broege(T.ブロージェ)作曲/グレード2/4:20/HLCD-2008に収録
フランスのブルターニュ地方のダンス曲をティモセイ・ブロージェが編曲した曲。アイルランドのケルト人のダンスの影響をうけた、興味深いメロディーの曲で、スコットランドやウエールズの音楽のようでもありおもしろいです。
|
| 13. Vortex(渦巻) |
R.Longfield(R.ロングフィールド)作曲/グレード2/3:40/HLCD-2008に収録
ロバート・ロングフィールドのオリジナルで3分40秒と少し短いですが、初中級バンド向きの良い曲です。短調で歌い出され、クラリネットが美しいです。低音も同じメロディーを奏し、ゆっくりした中間部はフルートや木管が美しいです。
|
| 14. The Streets of Madrid(マドリッドのストリート) |
J.Moss(J.モス)作曲/グレード2/3:00/HLCD-2008に収録
ジョン・モスのオリジナル曲で、短調のスパニッシュ・スタイルです。初級バンドに喜ばれそうなメロディーで良い曲です。
|
| 15. Eternal Vigilance(永遠の警戒) |
R.Jager(R.ジェイガー)作曲/グレード5/8:33/HLCD-2008に収録
関連会社E.B.マークス社からの出版。サブ・タイトルに“The Long Brave Line(長い勇敢な線)”とあり、この曲が空軍士官学校等のために作曲された曲なので、陸軍士官学校の「長い灰色の線」に対してつけられた名前です。作曲者はロバート・ジェイガー。タイトルはトーマス・ジェファーソンがアメリカの軍隊を「永遠の警戒は自由の代償である」と言った言葉からとられています。この曲は空軍士官学校、沿岸警備隊、陸軍士官学校、海軍兵学校の各バンドが合同で依嘱した曲です。そのため各隊の隊歌等をマーチ風にあしらいながら曲が作られています。グレード5、8分30秒。
|
| 16. Suite Dreams(夢の組曲) |
S.Bryant(S.ブライアント)作曲/グレード5/8:45/HLCD-2008に収録
関連会社BCMインターナショナル社から出版。この曲はスティーヴン・ブライアントのオリジナル曲。彼は今までに「チェスター・リープス・イン(アメリカの愛国歌「チェスター」を用いた曲)」や「イムパーシネーション(グレンジャーの「リンカンシャー・ポージー」の旋律を用いた曲)等をパロディー風に作曲していますが、この「夢の組曲」はホルストの組曲第1番、第1楽章「シャコンヌ」の旋律を用いた曲です。大学等のウィンド・アンサンブル向きの曲。グレード5、8分45秒。
|
次からの5曲は関連会社アムステル・ミュージック社からの出版です。
|
| 17. Windy City Overture(ウィンディー・シティー序曲) |
J.de Meij(J.デメイ)作曲/グレード4/4:00/HLCD-2008に収録
ヨハン・デメイの作品を中心とした関連会社アムステル・ミュージック社からの出版です。オランダのヨハン・デメイがアメリカのシカゴ郊外のノースショア・コンサート・バンドの依嘱で作曲した曲で、「ウィンディー・シティー」は風の強いシカゴの町をあらわしています。曲はチャイコフスキーの「くるみ割人形」の中の「花のワルツ」の冒頭のホルンのメロディーを用いたおもしろい曲です。グレード4、4分の曲。コンサートのオープナー向き。
|
| 18. Henry V - Suite from the Movie(ヘンリー五世、映画からの組曲) |
P.Doyle(P.ドイル)作曲/J.de Meij(J.デメイ)編曲/グレード5/14:00/HLCD-2008に収録
今年のハル・レナード社の中で最も目玉となる曲で、1989年英国で制作された映画の音楽からの組曲です。ヘンリー五世は1944年にも作られ、この時はウイリアム・ウォルトンが作曲しましたが、1989年版はパトリック・ドイル(1953〜 )が作曲。その音楽をヨハン・デメイが吹奏楽に編曲して出版されたものです。グレード5、14分の大作で、上級バンド向き。ドラマチックで素晴らしい曲です。ユーフォニアムが美しく歌う部分もあり、ハーモニー、メロディーとも現代風よりもクラシカルで親しみやすいです。
|
| 19. Triumphal March from Mlada(「歌劇ムラダ」から凱旋律行進曲) |
M.Moussorgsky(M.ムソルグスキー)作曲/J.de Meij(J.デメイ)編曲/グレード5/5:45/HLCD-2008に収録
ムソルグスキーの「歌劇ムラダ」をヨハン・デメイが編曲したものです。トリオがエキゾチックでおもしろいです。オープナーとしても良いでしょう。グレード5、5分45秒。
|
| 20. Andante e All Marcia(マーチ風なアンダンテ) |
A.Dvorak(A.ドヴォルザーク)作曲/J.de Meij(J.デメイ)編曲/グレード4/5:45/HLCD-2008に収録
この曲はドヴォルザークの「交響曲第4番」からのヨハン・デメイの編曲で、壮大な行進曲です。デメイがその交響曲から2つのセクションを取り入れています。一つは「Andante」で、リヒャルト・ワーグナーの強い影響力が分かると思います。そしてもう一つは「Alla Marcia」でドヴォルザークとすぐにわかるセクションです。グレード4、5分45秒。
|
| 21. Der Tod und das Madchen(死と乙女) |
F.Schubert(F.シューベルト)作曲/J.de Meij(J.デメイ)編曲/グレード2/3:15/HLCD-2008に収録
シューベルトの弦楽四重奏曲第14番からヨハン・デメイが編成した荘重な曲で、グレード2、3分15秒とありますが、グレード4くらいと考えて良いでしょう。
|
次からの3曲は関連会社G.シャーマー社からの出版です。
|
| 22. Resplendent Glory(輝く栄光) |
R.Galante(R.ガランタ)作曲/グレード5/5:40/HLCD-2008に収録
ロサノ・ガランタのオリジナル序曲で、コンサートのオープニング曲として好適です。華やかなトランペットのメロディーにはじまる強力な曲。ホルンやトランペットの細かいリズムのタンギングも難しいです。木管の旋律も魅力的。上級のバンドにおすすめです。5分40秒。
|
| 23. Concerto for Wind Ensemble(ウィンド・アンサンブルのための協奏曲) |
K.Husa(K.フサ)作曲/グレード5/23:00/HLCD-2008に収録
カレル・フサのオリジナルで再版ですが、良い曲なので取り上げましょう。上級バンドにおすすめです。各パートとも技術を要します。グレード5、23分の大曲。1983年の作曲で「プララの音楽」より以前の作品です。
|
| 24. Come Sunday(カム・サンディ) |
D.Ellington(D.エリントン)作曲/P.Martha(P.マーサ)編曲/グレード4/5:00/HLCD-2008に収録
デューク・エリントンの原曲をポール・マーサが編曲したものです。ジャズのムードのスロー・バラードで、アルト・サックスのソロとバンドの曲。市民バンド等大人のバンドにおすすめしたい良い曲です。グレード4、5分。
|
次からの7曲は関連会社ブージー&ホークス社からの出版です。
|
| 25. Old American Songs(古いアメリカの歌) |
A.Copland(A.コープランド)作曲/J.Moss(J.モス)編曲/グレード3/6:45/HLCD-2008に収録
コープランドの歌曲集(ピアノとオーケストラ伴奏)からジョン・モスが中級バンド用に吹奏楽に編曲したものです。5曲がメドレーになっていて、3曲目の「シンプル・ギフト」が一番有名。グレード3で演奏しやすく楽しい曲です。6分45秒でコンサートにも良いです。
|
| 26. Lollapalooza(ロラパルーザ) |
J.Adams(J.アダムス)作曲/J.Spinazzola(J.スピナッツォーラ)編曲/グレード5/6:00/HLCD-2008に収録
ジョン・アダムス(1947年アメリカ生まれ)が、指揮者サイモン・ラトルの40歳の誕生を祝って1995年に作曲した管弦楽曲を、ジェイムス・スピナッツォーラが吹奏楽に編曲したものです。リズミカルなバスーンで開始されるジャズ風なムードの曲。市民バンドなど上級バンド向き。グレード5、6分。
|
| 27. An Original Suite(オリジナル組曲) |
G.Jacob(G.ジェイコブ)作曲/C.Heidenreich(C.ヘイデンレイク)編曲/グレード5/9:00/HLCD-2008に収録
イギリスのゴードン・ジェイコブが1928年に出版した3楽章の吹奏楽曲です。クリストファー・ヘイデンレイクが校訂してフル・スコアをつけて出版した再版物です。アルト・サックスのソロを含む良い曲です。グレード5、9分。
|
| 28. Cityscape(シティスケープ) |
S.Boerma(S.ボーマ)作曲/グレード5/3:20/HLCD-2008に収録
この「シティスケープ(都市の景観)」は管・打楽器のためのシンフォニック・ファンファーレというサブ・タイトルがつけられ、イリノイ大学バンドが2006年ニューヨークのカーネギー・ホールで演奏会を開いたときのオープニングに使用した曲です。スコット・ボーマのオリジナル。現代風なファンファーレで、木管が細かく動き、金管はフーガ風なファンファーレを奏するグレード5、3分20秒の曲。上級バンドのオープナー向き。
|
| 29. Spin Cycle(スピン・サイクル) |
S.Lindroth(S.リンドロース)作曲/グレード5/6:15/HLCD-2008に収録
この「回転周期」という曲はスコット・リンドロースのオリジナル。細かい音型の速いリズミカルな曲です。チャレンジが好きなバンドに向いた変化の多い曲。グレード5、6分15秒。
|
| 30. Albanian Dance(アルバニア舞曲) |
S.Hanson(S.ハンソン)作曲/グレード4/2:45/HLCD-2008に収録
シェリー・ハンソンの作曲。変拍子のおもしろいリズムを持つ元気の良い粗野な感じの舞曲です。2分45秒。アンコールに好適。
|
| 31. Don Ricardo(ドン・リカルド) |
G.Musella(G.ムセラ)作曲/R.Rodriguez(R.ロドリゲス)編曲/グレード4/4:15/HLCD-2008に収録
スペインのガブリエル・ムセラのパソドブレをリック・ロドリゲスが編曲した短調の曲。コンサートのプログラムに変化を加えるのに好適です。4分15秒。
|