要するに、この世の中は「不条理」で出来上がっているのだ。しかし、音楽は、その「不条理」を乗り越えるパワーを持っている。現に、この合同演奏の瞬間は、不条理なんて吹っ飛んでいた。奇跡が生まれたのだ。それが、カネになるわけではない。明日からの暮らしがラクになるわけでもない。地震が来なくなるわけでもないし、少人数吹奏楽部が、明日から大人数になるわけでもない。だが、明らかに、あの瞬間は奇跡だったのだ。
プレイヤーのメンバーたちも「最後は、こっちも感動してしまった」「プロのコンサートでは、こういう感動は味わえないですよ」と、感動し、満足してくれたことがうれしかった。彼らが、こういう気持ちになってくれたからこそ、あんなに素晴らしい合同演奏になったのだとも思う。
最後に、Winds for Niigataの素晴らしき16名のプレイヤーの皆さん、そして、新潟・魚沼市の関係各位の皆様に、心から感謝を申し上げます。被災地の吹奏楽部の皆さん、頑張って下さい!