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- シリーズ
- QC 吹奏楽コンサート
- 解説
- 1958年、ザ・チャンプスというバンドの演奏でヒットした曲。ギターとサックスをフィーチュアーしたところがウケていた。以来、数多くのラテン楽団、及びギターやサックスの奏者が競って採り上げ、スタンダードナンバーとして現在に至っている。「テキーラ」はメキシコの地酒として名高いが、もともとはその製酒工場のあった小さな町の名前だったらしい。
「テキーラ」とは、メキシコのリュウゼツランなる植物からつくられる蒸留酒。たいへんアルコール度数が高く強烈な味覚ゆえ、塩を舐めたりライムを搾ったりして呑む。
この曲は、そんな酒をモチーフにしたインストゥルメント曲。1958年、サクソフォン奏者ダニエル・フローレスが、スタジオ・ミュージシャンたちと、レコーディングの合間に遊びの即興で録音したのが原曲である。これがあるレコードのB面に収録されたのだが、すぐにラジオで大人気となり、急遽、この曲のためのバンドを結成する。それが「チャンプス」である。作曲者名「チャック・リオ」は、フローレスの臨時筆名。
同じフレーズの繰り返し(リフ)が異様な興奮を招き、サビで「テキーラ!」と叫ぶなど、まさに酔いどれパーティーの再現である。昨今では、ジャズ・バンドよりも吹奏楽で演奏されるほうが多く、中高吹奏楽部の必携レパートリーとなっている。(富樫鉄火、「Standard Pops」ライナーノーツより) - ソロパート
- Tp=12小節 / A.sx=4小節 / T.sx=4小節 / Perc(Mari)=4小節
- 編曲者
- 山下国俊
- 作曲者
- Chuck Rio
- 編成
- Cond / Pic / Fl1 / Fl2 / Ob / EsCl / Cl1 / Cl2 / Cl3 / A.Cl / B.Cl / Bsn / S.sx / A.sx1 / A.sx2 / T.sx / B.sx / Tp1 / Tp2 / Tp3 / Hr(inF)1.3 / Hr(inF)2.4 / Tb1 / Tb2 / Tb3 / Euph(T.C) / Euph(B.C) / Tuba / St.Bs / Drs / Perc
- 使用Perc.
- Drs / Guiro、Conga、Cabaza、Tamb / Mari
- 音源CD
-
M8 sounds for 吹奏楽-021(M8CD-521)(M8CD521)