- シリーズ
- MUS 輸入吹奏楽協奏曲(スコア&パート) 【トランペット・フィーチャー】
- 解説
- Hal Leonard
この曲は、ヴィヴァルディ(1678~1744年)のようなバロックの作曲家の頃から作曲されていましたが、当時の楽器はヴァルブのない長いナチュラル・トランペットであったため、16の倍音列しか出せず、作曲にはいろいろ制約があって、美しい旋律はなかなか作れませんでした。それがハイドンの時代の1790年代になって、キィド・ビューグルという、ラッパの管に穴をあけてそのキイを開閉して音階が吹けるようにした楽器が発明されました。ハイドンがこの楽器を使って1796年に作曲したのが、このトランペット協奏曲でした。モーツァルトに比べて管楽器の協奏曲を作曲することは少なかったハイドンでしたが、この曲は彼の管楽器のための協奏曲としては最も有名であり、かつ現在でもトランペット奏者にとって重要なレパートリーの1つとして愛好されています。曲は当時の協奏曲の形式として最も一般的であった、急-緩-急の3楽章形式で書かれています。トランペットの魅力を示す親しみやすい協奏曲として、理屈抜きに楽しめる曲です。
(秋山紀夫) - 編曲者
- W.デュトイト (W.Duthoit)
- 作曲者
- フランツ・ヨーゼフ・ハイドン (Franz Joseph Haydn)
- 編成
- Conductor
Flute
Oboe
1st Bassoon
2nd Bassoon
Eb Clarinet
Solo Bb Clarinet
1st Bb Clarinet
2nd Bb Clarinet
3rd Bb Clarinet
Eb Alto Clarinet
Bb Bass Clarinet
Bb Soprano Saxophone
Eb Alto Sax
Bb Tenor Sax
Eb Baritone Sax
1st & 2nd F Horn
3rd & 4th F Horn
Solo Bb Cornet
1st Bb Cornet 1
2nd Bb Cornet 2
Bb Trumpet
1st Trombone
2nd Trombone
Bass Trombone
Baritone T.C.
Baritone B.C.
Basses
Drums