- シリーズ
- MUN 輸入吹奏楽オリジナル作品(スコア&パート)
- 解説
- Hal Leonard
「ピスガ」はアメリカの聖歌集に出てくるメロディーで、19世紀に出版されたものです。旋律はスコットランドの5音階によるもので、本来はテナーの独唱曲でした。それをヴィンソンが吹奏楽に作曲したもので、主題と4つの変奏曲で出来ています。主題はクラリネットのユニゾンで美しく印象的に開始され、転調し、優雅な和音によって伴奏され4回繰り返されます。第1変奏はトランペットで開始され、木管に引き継がれます。テンポを速め、旋律のはじめの3つの音を使って変奏曲がやや長く展開されます。第2変奏はテンポをゆるめ、ホルンの吹き流しに導かれてトランペットのソロとなります。第3変奏はオリジナルなメロディーに戻り、サクソフォーンと木管が歌います。終曲はフルバンドの厚い響きの変奏で堂々と終わります。グレード3、演奏時間5分で、中級バンドのレパートリーとしてお薦めできる良い曲です。
(秋山紀夫) - 作曲者
- ジョニー・ヴィンソン (Johnnie Vinson)
- 編成
- Full Score
Piccolo
Flute
Oboe
Bassoon
Bb Clarinet 1
Bb Clarinet 2
Bb Clarinet 3
Eb Alto Clarinet
Bb Bass Clarinet
Eb Alto Saxophone 1
Eb Alto Saxophone 2
Bb Tenor Saxophone
Eb Baritone Saxophone
Bb Trumpet 1
Bb Trumpet 2
Bb Trumpet 3
F Horn 1
F Horn 2
Trombone 1
Trombone 2
Baritone B.C.
Baritone T.C.
Tuba
String Bass
Percussion 1
Percussion 2
Mallet Percussion
Timpani - 音源CD
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吹奏楽コンクール自由曲選「メトロプレックス」- CAFUAセレクション2007(CACG-0096)(JCD137)