- シリーズ
- MUC 輸入吹奏楽クラシック作品(スコア&パート)
- 解説
- Ludwig Masters Publications
「ローエングリン」は、ワーグナーが1848年に作曲しました。ワーグナーはヴェルディと全く同時期に活躍した作曲家ですが、一方はドイツで、一方はイタリアで、それぞれ同じ歌劇を作曲しながら、異なった方向や表現を用いていたのは面白いことです。この歌劇は、「タンホイザー」の上演に次いで、1846年?48年にかけて作曲され、中世の叙事詩「白鳥の騎士、ローエングリン」にもとづいて作曲されたもので3幕からなり、その第3幕への前奏曲は、エルザと結婚することになったローエングリンのよろこびを表現している曲です。実際の歌劇では、この前奏曲は途切れることなくそのまま有名な「婚礼の合唱」へとつながります。(秋山紀夫)
【アルフレッド・リードの改訂によりフル・スコアーが付きました】以前Boosey & Hawks出版社からでていたものをアルフレッド・リードが編集しなおして現在の吹奏楽編成に合うように整理されて出されたものです。以前のものと比べると、譜面も読みやすく、また響きも良くなるようになっています。 - 編曲者
- アルフレッド・リード (Alfred Reed)
- 作曲者
- リヒャルト・ワーグナー (Richard Wagner)
