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- シリーズ
- MUN 輸入吹奏楽オリジナル作品(スコア&パート)
- 解説
- De Haske Publications
「バベルの塔」は2006年に作曲され、作曲者の師である作曲家のヤン・ヴァンデルローストに捧げられています。初演は2006年9月20日、ベルギーのルーヴァンにて、作曲者の指揮、レメンス音楽院シンフォニックバンドによって行われました。日本初演は同年11月2日、大阪市音楽団第93回定期演奏会にて、秋山和慶氏の指揮、同楽団の演奏で行われました。
ノアの箱舟の大洪水の後、東方から来た人々はシンアルの地に移住し、街を建設しました。彼らは神によって再び各地に散らされない様にとの願いを込め、天にも届く巨大な塔「バベルの塔」の建設を始めます。神は人間のこの様な行動を危惧し、それぞれ別の言語を話させるようにしました。これによって人々はお互い意思の疎通ができずに混乱し、塔の建設を止め、世界各地に散らばっていきました。
(旧約聖書「創世記」 第11章1-9節)
作曲者の広瀬勇人は、旧約聖書の広く知られた一節を元に劇的な標題音楽を作曲しました。作品は以下の7楽章が切れ目なしに演奏されます。
1、バベルの塔
2、東方からの移住者
3、塔の建設
4、希望
5、神の危惧
6、混乱
7、離散
ドラマチックで心に響く同作品は、演奏会でも大きな感動をもたらす事でしょう。
(広瀬勇人、プログラムノートより) - 作曲者
- 広瀬勇人 (Hayato Hirose)