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- シリーズ
- MUC 輸入吹奏楽クラシック作品（スコア＆パート）
- 解説
- Beriato Music
この曲は、クリスマスに上演されるオペラとして知られ、グリム兄弟の原作による童話を家族向けにオペラにしたもので、1893年に初演されています。
貧しいほうき職人ペーターの子どもへンゼルと妹のグレーテルが、母に叱られて、森に野いちごを摘みにいくように言われます。そこで眠りの精に砂をまかれて眠ってしまい、夢の世界で魔女の住むお菓子の家に迷いこみ、危うく魔女に捕らえられそうになるところを、2人で協力して逃れます。そして、それまでその家に閉じこめられていた他の子どもたちも助けるというストーリーの、3幕の歌劇です。序曲は、森を表現するホルンのアンサンブルからはじめられ、この旋律をもとに序奏が発展し、2/2拍子の速い主部に入ります。ここでは子どもたちの元気よい第1主題、それにつづく半音階で冒険をあらわす部分のあと、テンポをゆるめてオーボエのソロからはじまる美しい旋律の第2主題があり、再びテンポを速めて子どもたちをあらわす元気な主題となり、これらの主題をもとに自由な形式で曲が構成されています。コーダは、序奏の最初のほうでホルンが奏でる森の主題に戻って、静かに終わります。ベルギーのベリアト・ミュージックの出版。編曲者はライナー・リュクハウゼンです。 - 編曲者
- ライナー・リュクハウゼン (Reiner Lughausen)
- 作曲者
- エンゲルベルト・フンパーディンク (Engelbert Humperdinck)
