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- シリーズ
- MBBS 輸入金管バンド(フルスコアのみ)
- 解説
- Gramercy Music
Gramercy Music
『ダイナスティ』は交響詩の形式をとっています。この音楽形式は、1913年にパーシー・フレッチャーが作品『労働と愛情』でクリスタル・パレスのコンクールの聴衆に初めて紹介したものです。
ハリー・モーティマーの自伝『オン・ブラス』の重要な一節を物語の源泉とし、4音のライトモチーフ(ハリーのテーマ「まるで天から降りてきたかのように」)で幕を開けます。そして、時系列は以下のように展開されます。
1 - ハリー
運命は生まれた時に決まっている。「彼をイングランド最高のコルネット奏者にしてやる」
2 - 戦争
なぜ諸国家はこれほど激しく争うのか?フレッドは兵役に志願する
3 - 劇場
そして突然、「これからよく知ることになる無声映画のヒーローのように、私は救助に駆けつけた」
4 - 旅
慰めよ、汝よ、新たな人生と新たな挑戦
5 - 共に
我のもとに来よ「黄金時代」
6 - 別れ
見よ、闇よ「フレッドの死は確かに一つの時代の終わりを告げた」
7 - アーメン
トランペットが鳴り響く
ブラスバンドのレパートリーに詳しいリスナーなら、この曲の中にいくつかの適切な引用句に気づくだろう。
私の想像では、ハリーはコルネットのフレッド、ユーフォニアムのアレックスとレックスと共に、ジャック・ビーバー作曲「共に」の四重奏カデンツァを演奏する。
ヘンデルの「メサイア」のアーメンの部分は、作品が終結に向かうにつれて、対位法的な空想の飛翔の基盤となる。その他のあまり目立たない断片も物語に貢献している。
「Dynasty」は、2019年9月に開催された全英オープン・ブラスバンド選手権と、2019年ベルギー・ブラスバンド選手権のためにブラスバンド委員会VLAMOの共同委嘱作品です。
ピーター・グレアム - メドレー収録曲
- 1 - Harry
2 - War
3 - Theatre
4 - Journey
5 - Together
6 - Farewell
7 - Amen - 作曲者
- ピーター・グレアム (Peter Graham)













