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- シリーズ
- CS コンクール セレクション
- 解説
- このシリーズは、20〜30人で演奏できるように編曲されています。
どの曲も7分以内におさめられているので、今すぐコンクールに向けて練習をスタートできます。
「人数が足りないから…」とあきらめていたあの曲で金賞を!
この作品は、言わずと知れたドイツの大作曲家J. S. Bachが作曲したオルガン曲で、タイトルの「トッカータ」と「フーガ」はどちらも音楽の形式のことです。「トッカータ」とは、イタリア語で「触れる」という意味で、速いパッセージを多用した鍵盤楽器のための即興的な楽曲のことです。「フーガ」とは、ひとつの主題(主唱)が複数の声部に次々と現れて展開する、カノンに似た楽曲のことです。この曲は、自由奔放なトッカータが前奏的に置かれ、続いて規律正しいフーガが展開される、という対照的な構成となっています。強烈で印象的な冒頭のフレーズは、実はフーガの主題にも繋がっており、即興的ながらも緻密な計算の上で作曲されていることが分かります。
【アレンジャーより】
吹奏楽という様々な音色の変化と全体サウンドを効果的に発揮できるよう、様々な工夫を凝らしてアレンジしました。本来トッカータの部分はかなり自由に演奏されるので、合奏で合わせるのは非常に難しいのですが、全員でフレーズの歌い方をしっかり共有することで合わせられるようになるでしょう。原曲にはアーティキュレーションや強弱等は何も書かれていませんが、吹奏楽の表現に合うよう適宜加えてあります。しかし、あくまでもこの表現方法は一例ですので、自由に変更して頂いて構いません。打楽器も加えてありますが、全ての楽器を入れる必要はなく、人数や好みによって自由に抜き差ししてください。また、小音符で書かれた音は、オプション楽器がない場合だけでなく、音量が足りない場合の補強等にも活用してください。
●原曲からカットした部分:18小節2拍目〜28小節3拍目/66小節目〜70小節2拍目/75小節3拍目〜77小節2拍目/79小節3拍目〜81小節2拍目/96小節目〜100小節目。 - 編曲者
- 佐藤丈治
- 作曲者
- J. S. バッハ (Johann Sebastian Bach)
- 編成
- 【* = オプションパート】
Full Score
Fl.1 / Fl.2(Picc.) / *Ob. / *Bsn.
*Eb.Cl. / Cl.1 / Cl.2 / Cl.3 / *B.Cl.
A.Sax.1 / *A.Sax.2 / T.Sax. / *Bar.Sax.
Trp.1 / Trp.2 / *Trp.3
Hrn.1&2 / *Hrn.3&4
Trb.1 / Trb.2 / *Trb.3
Euph. / Tuba / *St.B.
Timp. / Perc.1 / Perc.2 / Perc.3
【備考】
Bsn., B.Cl., Bar.Sax. のいずれか1つの楽器がいると想定して編曲しています。 - 使用Perc.
- ■Timpani
■Percussion I
Glockenspiel
Tam-tam
Chime
Marimba(or Vibraphone)
■Percussion II
Suspended Cymbal
Triangle
Snare Drum
Cymbals
■Percussion III
Bass Drum
