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- シリーズ
- SCS コンクール セレクション(スコアのみ)
- 解説
- このシリーズは、20〜30人で演奏できるように編曲されています。
どの曲も7分以内におさめられているので、今すぐコンクールに向けて練習をスタートできます。
「人数が足りないから…」とあきらめていたあの曲で金賞を!
この曲は、イタリアの作曲家レスピーギが手がけた最後のバレエ音楽で、1930〜1931年にかけて作曲されました。ローマ三部作以上に大きな編成が必要とされる楽曲です。全80分のバレエ音楽から作曲者自身が4曲を選び、組曲として編みましたが、大規模な編成のためか、オーケストラではなかなか演奏されることはなく、日本での初演は原曲のオーケストラではなく、吹奏楽でした(1988年全日本吹奏楽コンクール、東北学院大学シンフォニックウインドアンサンブル、淀彰指揮・編曲)。これにより吹奏楽界で一気に人気となり、今やすっかり定番曲となっています。管楽器が大活躍することに加え、エキゾチックで魅力的な楽曲満載のこの曲は、吹奏楽にぴったりと言えるでしょう。
【アレンジャーより】
本アレンジでは、組曲版4曲のうち、第2曲「戦いの踊り」、第3曲「夜明けのベルキスの踊り」、第4曲「狂宴の踊り」を抜粋して使用しています。原曲では第2曲が「夜明けのベルキスの踊り」、第3曲が「戦いの踊り」となっていますが、演奏効果を考慮し、本アレンジのように順序を入れ替えて演奏されることも多々あります。カット部分は以下の通りです。
第2曲:カットなし。
第3曲:36小節目から最後まで。
第4曲:1〜120小節目まで。
なお、EbCl.のSoloおよびPicc.とのSoliが原曲にあるので、楽器がある場合はなるべくEbCl.も入れることをお勧めします。
演奏時間は、作曲者指定のテンポでギリギリ7分以内に収まるようにカットしてありますが、一般的な演奏よりもかなり速いため、実際に演奏する際はさらに少しカットが必要になるかもしれません。
原曲は三管編成の大規模なオペラですが、少人数バンドでも演奏できるように様々な工夫を凝らしてあります。オーケストラスコアを元に、なるべく忠実に編曲しましたが、人数の問題や演奏技術の簡易化のために多少変更した部分もあります。小音符で書かれた音は、オプション楽器がない場合だけでなく、音量が足りない場合の補強等にも活用してください。 - メドレー収録曲
- 2.戦いの踊り【Danza guerresca】
3.夜明けのベルキスの踊り【La danza di Belkis all’aurora】
4.狂宴の踊り【Danza orgiastica】 - 編曲者
- 佐藤丈治
- 作曲者
- オットリーノ・レスピーギ (Ottorino Respighi)
- 編成
- 【* = オプションパート】
Full Score
Picc. / Fl. / *Ob. / *Bsn.
*Eb.Cl. / Cl.1 / Cl.2 / Cl.3 / *B.Cl.
A.Sax.1 / *A.Sax.2 / T.Sax. / *Bar.Sax.
Trp.1 / Trp.2 / *Trp.3
Hrn.1&2 / *Hrn.3&4
Trb.1 / Trb.2 / *Trb.3
Euph. / Tuba / *St.B.
Per.1 / Perc.2 / Perc.3 / Perc.4
【備考】
Bsn., B.Cl., Bar.Sax. のいずれか1つの楽器がいると想定して編曲しています。 - 使用Perc.
- ■Percussion I
Timpani
Triangle
■Percussion II
Tam-tam
Tambourine
Suspended Cymbal
Darbuka(or Bongo & Conga)
Xylophone
Pair Cymbal
■Percussion III
Pair Cymbal
Snare Drum
Glockenspiel
Tambourine
■Percussion IV
Bass Drum
2 Drums of War
Vibraphone