- シリーズ
- MUN 輸入吹奏楽オリジナル作品(スコア&パート)
- 解説
- ハンニバル・バルカ(Hannibal Barca,BC247年 -BC182年)は、イタリアとカルタゴの戦いとして有名な第二次ポエニ戦争で大活躍したカルタゴの将軍です。特に、ガリアから多くの騎兵や歩兵、戦象30頭まで従えて成し遂げたイタリア半島への「アルプス越え」は今でも有名な語り草となっています。またイタリア軍との数々の戦闘は、カルタゴが滅びた後もローマ史上最強の敵として後世まで語り伝えられており,戦術家としての評価が非常に高い人物です。
この曲は、勇気と知略に長けたハンニバルの武勇を描いた作品です。冒頭では、第一次ポエニ戦争で敗退した祖国カルタゴを復興させようと、勇壮に進軍するハンニバル軍が描かれ、中間部では重い足取りで険しいアルプス山脈を越える様子が描かれます。イタリア軍との戦闘に次々と勝利したハンニバル、最後は歓喜のテーマが飛翔するがごとく鳴り響き、曲を閉じます。
※アトリエエム社の楽譜については、演奏許諾書を添付するため、ご購入の際は、演奏団体名が必要となります。 - 作曲者
- 河邊 一彦