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- シリーズ
- FLX フレックス・バンド(五声部+打楽器)
- 解説
- 1975年の大ヒット曲「ハッスル」でも知られるヴァン・マッコイが、1974年に発表したアルバム「ラブ・イズ・ジ・アンサー」に収録されていた楽曲。いわゆる“ディスコ・ミュージック”のひとつとして発表されたものですが、日本では1987年に全国高等学校野球選手権大会に初出場を果たした智辯和歌山が応援曲として演奏。同校が甲子園大会の常連となったこともあり、他校にも徐々に広がり、その後高校野球の応援歌として定着、高い人気を誇っています。
【アレンジャーより】
長年にわたって様々なシチュエーションで演奏されている「アフリカン・シンフォニー」の吹奏楽版は、派生する編曲版も多数出版されています。このフレックス版は、原曲の“ディスコ・ミュージック”のスタイルを意識して編曲しました。
編曲にあたっては、テンポ指定に幅を持たせています。吹奏楽版になじみが深ければ速い数値(四分音符=120)の近辺で演奏しても構いませんし、原曲の持つビート感や重厚感を重視するのであれば遅めの側(四分音符=112)に合わせて仕上げるとよいでしょう。
楽曲のスタイルを踏まえると、可能な限り打楽器パートを確保することをおすすめします。通常のフレックス版よりも多めの5パートがあります。複数の小物打楽器が指定されているパートは、スタンドを活用するとよいでしょう。また、鍵盤打楽器がスコア上にありませんが、ピアノパートのガイドメロディ(小音符。Ⓐ 〜2カッコの5小節目まで)を見ながらGlock.を入れることでより雰囲気が出ることと思います。
フレックス版ですので、もちろん打楽器がいなくても演奏は成立します。この場合は、Ⓐから演奏をスタートしてください。メロディやハーモニーの多くがロングトーンで構成されていますので、伸びやかに、かつテンポを見失わないように奏者間でビート感を共有してください。PART 5は、“ディスコ・ミュージック”感を左右する重要な役回りですので、休符の間にしっかりブレスを取り、安定した音でビートを刻みましょう。 - 編曲者
- 山里佐和子
- 作曲者
- Van McCoy
- 編成
- Full Score
【PART 1】Fl. / Cl., Trp., S.Sax. / Ob. / Vn.
【PART 2】Cl., Trp. / A.Sax. / Ob. / Vn.
【PART 3】Cl. / A.Sax., A.Hrn. / Hrn.(in F) / Vn. / Va.
【PART 4】T.Sax. / Cl. / Hrn.(in F) / Trb., Euph., Bsn. / Vc.
【PART 5】B.Cl. / Bar.Sax. / Trb., Euph., Bsn. / Vc., St.B. / Tuba
Piano / Perc.
5つのパートでアレンジされていますので、さまざまな楽器の組み合わせが可能です。
吹奏楽、金管バンド、弦楽器を含む各種アンサンブルに対応しています。
(例)吹奏楽20人編成、吹奏楽10人編成、金管バンド、木管五重奏、金管五重奏、クラリネット五重奏、サックス五重奏、弦楽アンサンブルなど
その他にも自由に楽器を組み合わせてご利用いただけます。 - 使用Perc.
- ■Timpani
■Drums
■Conga
■Tambourine
■Percussion
Sleigh Bells
Cowbell,
Agogo Bells
Timbales
