- シリーズ
- MSOVN 輸入ヴァイオリン・ソロ 【ヴァイオリン+ピアノ】
- 解説
- G. Henle Verlag
いわゆる「F.A.E.ソナタ」は、そのタイトルやコンセプトと同様に極めて異例な、共同制作による作品です。1853年10月下旬、ロベルト・シューマン、アルベルト・ディートリヒ、ヨハネス・ブラームスの3人は、演奏旅行でデュッセルドルフを訪れていた友人でありヴァイオリニストのヨーゼフ・ヨアヒムを驚かせるために、この曲を贈りました。タイトルの「F.A.E.」という3文字は、ヨアヒムの人生のモットーである「Frei, aber einsam(自由だが孤独)」に由来しており、そこから導き出された音列(F-A-E)が、時に隠されながらもソナタ全体に織り込まれています。第1楽章はディートリヒが、情熱的なスケルツォ(WoO 2)は当時20歳のブラームスが作曲しました。一方、ロマンティックで豊かな響きを持つ第2楽章と第4楽章は、紛れもなくシューマンの手によるものです(彼は後に、これら2つの楽章を自身のヴァイオリン・ソナタ第3番イ短調に組み込んでいます)。
「F.A.E.ソナタ」は、作曲した3人の音楽家や献呈先のヨアヒムの存命中には出版されず、日の目を見たのは1935年になってからのことでした。ミヒャエル・シュトルクによる今回のヘンレ版は、「新ブラームス全集」の「ヴァイオリン・ソナタ」巻に基づいています。本書は、楽譜上の問題箇所や、本作の成立および受容の歴史に関する新たな知見を数多く提示しています。 - メドレー収録曲
- Brahms: Sonatensatz (Scherzo from the F.A.E. sonata), WoO 2
Schumann: Intermezzo from Sonata F.A.E. for Violin and Piano in A minor - 作曲者
- ロベルト・シューマン (Robert Schumann) / ヨハネス・ブラームス (Johannes Brahms)
- 編成
- Violin
Piano













