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- シリーズ
- MSOKE 輸入ピアノ・ソロ
- 解説
- Schott Music
ピアノ教師の間では、彼の音楽は「内輪の逸品」と評される。オシエク(現クロアチア)生まれの作曲家マルコ・タイチェヴィッチ(1900-1984)は、音楽レッスン用の易しいピアノ曲を数多く作曲し、バルトークと同様に、故郷の民族音楽に深く傾倒した。タイチェヴィッチは、この民族音楽が彼のインスピレーションの源であった。プラハとウィーンで学んだ後、1924年から1940年までザグレブに住み、音楽教師として働き、故郷の民族音楽によるコンサートシリーズを企画した。第二次世界大戦後、タイチェヴィッチはベオグラードに移り、地元の音楽アカデミーで音楽理論と作曲の教授を務めた。本書には、弾きやすく教育的なピアノ連曲集が多数収録されています。「若者のための」「6つの小品(南スラヴの民謡による)」「2つの小組曲」「子供のための」「ソナチネ」(1923年)、「ヘ長調ソナチネ」(1947年)、そして初版として「オルゴール」を収録。これはオルゴールを思わせるト音記号で記譜された高音域の短い曲です。易しいながらも単純ではなく、旋法音階の使用により音色が面白く、技術的にも形式的にも多様性に富んだ、貴重な教育用資料です。レッスンや「若者の音楽家」コンクールにとって真の発見となるでしょう。 - メドレー収録曲
- 7 Balkan Dances: Con moto
Tustico
Vivo
Sostenuto e cantabile
Allegro ritmico
Allegretto
Allegro quasi qesante
5 Preludes: Allegro tranquillo
Molto animato
Agitato
Molto sostenuto
Presto
Variations on a Theme in C minor - 作曲者
- マルコ・タイチェヴィチ (Marko Tajcevic)
- 編成
- Piano