- シリーズ
- MFOC 輸入フルオーケストラ・クラシック作品(スコア&パート)
- 解説
- Edwin Kalmus
ヨハネス・ブラームス(1833-1897)は、交響曲第2番の完成から6年後、ライン川沿いの町ヴィースバーデンに滞在しながら、交響曲第3番ヘ長調作品90を作曲しました。この作品は3和音のモチーフで始まりますが、伝記作家マックス・カルベックはこれを、ブラームスの音楽的モットーである「frei aber froh(自由だが幸福)」を表していると解釈しました。第1楽章には水への暗示が織り込まれており、ワーグナーの歌劇「タンホイザー」のセイレーンの合唱のほぼ引用や、ライン川を見下ろす有名なローレライの岩を描いたリストの歌曲のパラフレーズなどが用いられています。初演は1883年12月2日、ハンス・リヒターの指揮の下、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団によって行われました。インストルメンテーション: 2.2.2.2+CBsn: 4.2.3.0: ティンプ: Str (セットでは 9.8.7.6.5)。 - 作曲者
- ヨハネス・ブラームス (Johannes Brahms)