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- シリーズ
- SK ドレミファ器楽
- 解説
- 「ファランドール」は、フランスの作曲家・ビゼーが、1872年にドーデの短編小説「アルルの女」とそれに基づく戯曲のために作曲した付随音楽です。第2組曲も、第1組曲に続いてビゼー自身が編曲していましたが、完成前に亡くなったため、親友のギローによって編纂されました。有名な第4曲の「ファランドール」は、「アルルの女」の舞台であるプロヴァンス地方の2つの民謡、重厚感あふれる「3人の王の行列」と軽やかなリズムの「馬のダンス」をもとに作られました。2つのメロディが順番に登場し、最後は合体してフィナーレを迎えます。
【アレンジャーより】
冒頭のテンポ数値は原曲スコアにならっていますが、2/4拍子部分、Allegro vivo e decisoに付随する数値は原曲にはなく、編曲時に設定しました。あくまでもこの数値は器楽合奏を考慮した上での目安ですので、もう少し前後しても構いませんし、多くの演奏のように終結部分に向けてだんだんとテンポを上げていくのもよいでしょう。
キーボード1〜3は、スコアに付記の通り各アコーディオンの音域を考慮して編曲しています。また、低音楽器も同じくバスアコーティオンの音域を考慮しています。ⒹやⒺで「楽器の音域に不足がなければ演奏」の指示がある部分は、音域の広いアコーディオンやキーボードで演奏する場合などは特に、可能な限り演奏することを推奨します。
他のパートと重ねたり、音数を減らしたりしても合奏が形になるよう配慮していることの多い鍵盤ハーモニカの初心者用パートですが、Ⓗ〜Ⓙは原曲スコアのトランペットパートが担当する音型を単独で(Ⓚは鍵盤ハーモニカと同時に)担当しています。2分音符主体で取り組みやすい上、主要な旋律に負けない存在感があってよい部分ですので、思い切り高らかに奏でてください。 - 編曲者
- 山里佐和子
- 作曲者
- Georges Bizet
- 編成
- フルスコア
リコーダー
鍵盤ハーモニカ
鍵盤ハーモニカ(初心者用)
木琴
鉄琴
キーボード1(ソプラノアコーディオン)
キーボード2(アルトアコーディオン)
キーボード3(テナーアコーディオン)
低音楽器
ピアノ
小太鼓・大太鼓
打楽器
※ティンパニなどの特殊打楽器は、無くても演奏可能。 - 使用Perc.
- ■ティンパニ
■テナードラム(中太鼓)
■シンバル(サスペンデッド・シンバル) / 大太鼓 - リコーダー最高音
- ソ
- 音源CD
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SKドレミファ器楽・パート別vol.959【「アルルの女」よりファランドール(2025年編曲)】(PSKCD-959)(PSKCD959)













