- シリーズ
- MSOVN 輸入ヴァイオリン・ソロ 【ヴァイオリン+ピアノ】
- 解説
- G. Henle Verlag
『愛の挨拶』の出版で大きな成功を収めた後、エルガーは1889年にロンドンへ拠点を移し、フリーランスの音楽家として生計を立てようと試みました。しかし、ロンドンで確固たる足場を築くことはできず、1891年にはマルヴァーンの田舎へと戻ることになります。同地では、絶えず生徒に恵まれ、ヴァイオリン教師として十分な収入を得ることができました。ヴァイオリンとピアノのための『とてもやさしい旋律的練習曲(Very Easy Melodious Exercises)』は、この時期に書かれた作品です。元来は姪のメイ・グラフトンのために作曲されたものであり、教育活動に対するエルガーの関心の高まりが反映されています。その活動の跡は自筆譜にも見て取れます。この自筆譜は実際にヴァイオリンのレッスンで使用されたものと見られ、1892年に出版された版には記載されていない運指が多数書き込まれています。英国のエルガー研究家でありヴァイオリン奏者でもあるルパート・マーシャル=ラックは、自身の「原典版(ウアテクスト)」において、こうした詳細をいつものように綿密に記録・検証し、ヴァイオリン教育の定番である本作の、新たな楽譜を提示しています。 - 作曲者
- エドワード・エルガー (Edward Elgar)
- 編成
- Violin
Piano













