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- シリーズ
- MUCS 輸入吹奏楽クラシック作品(フルスコアのみ)
- 解説
- Editions BIM
『沈める寺』は、ドビュッシーのピアノ前奏曲の中でも特に有名な作品の一つです。この曲は、ブルターニュ地方の古い伝説を題材にしています。それは、波間に沈んだ都市「イス」の寺院が、ある朝に海面から姿を現し、鐘の音や聖歌を響かせた後、再び深海へと消え去るという伝説です。
ドビュッシーはこの情景から、極めて喚起力に富んだ音楽を創り出しました。オルガンやグレゴリオ聖歌を思わせる、古風な響きを伴った平行和音が、寺院を徐々に水面から浮かび上がらせます。やがて音は輝かしいクライマックスへと高まり、鐘が盛大に鳴り響く中、寺院はその威容を誇示します。そして最後には、ゆっくりと消え入りながら、再び波の静寂の中へと沈んでいくのです。
この吹奏楽編曲は、原曲の意図を理想的な形で実現しています。管楽器の持つ豊かな音色と多様性が、ドビュッシーがピアノで示唆していた響きや色彩、そしてオーケストラにも匹敵するような壮大な広がりを、さらに増幅させているのです。神秘と瞑想、そして壮麗さが交錯する、極めて雰囲気豊かな「印象派」の傑作と言えるでしょう。 - 編曲者
- ローランド・セントパリ (Roland Szentpáli)
- 作曲者
- クロード・ドビュッシー (Claude Debussy)













