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- シリーズ
- MSOTB 輸入トロンボーン・ソロ 【トロンボーン+ピアノ】
- 解説
- Editions BIM
窓の外を最後の黄金色の葉が風に舞い、部屋は夕暮れ時の柔らかな光に包まれていく。
やがてピアノの音が響き始める。それは、11月の重みを含んだ最初の雨粒を思わせる、柔らかく繊細な和音の連なりだ。一つひとつが確かで澄んでおり、どこか物悲しさを帯びている。
ほどなくして、トロンボーンの音が部屋に溶け込むように寄り添ってくる。その楽器が本来持つ力強さとは裏腹に、ここでは極めて穏やかに奏でられる。遠くにいる誰かの、あのスモーキーな声を彷彿とさせるような、温かく、それでいて壊れそうなほど繊細な音色だ。トロンボーンの柔らかな響きに乗せて、旋律がゆったりと大きな弧を描く。それは別れを告げる調べでありながら、同時に、寒い季節だけがもたらす心地よい安らぎをも語りかけてくる。
ピアノとトロンボーンが、互いに言葉を交わすように対話を始める。ピアノがリズムの土台を築く一方で、トロンボーンは野原に漂う霧のようにたゆたう。無駄な音は一つもなく、すべての「間(ま)」にさえ息遣いが感じられる。
これは、晩秋の静けさに完璧に溶け込む音楽だ。外の冷ややかな世界とは対照的な、心を温める印象派の絵画のような響きがそこにある。 - 作曲者
- ロベルト・デラノフ (Robert Delanoff)
- 編成
- Trombone
Piano













