- シリーズ
- MUN 輸入吹奏楽オリジナル作品(スコア&パート)
- 解説
- Bourne Co.
エリクソンのバンドのための作品は「シンフォニー第2番」をはじめたくさんありますが、1957年に作曲したこの「トッカータ・フォー・バンド」は特に有名で、コンテストなどでよく演奏されます。
2/4拍子の活発なテーマではじめられるこの曲は、トランペットと木管が交互にあらわれ、特にトランペットのパートは重要です。中間部は4/4拍子のアンダンテで、しなやかな美しいメロディがホルンと木管で歌われます。そのあと再びアレグロのテーマに変わり、最後にまたアンダンテのメロディックな主題があらわれて終わります。
各楽器セクションのパート数をあまり多くせず、しかもよく響く効果的なスコアリングなので、どのバンドにとっても演奏しやすく、しかも演奏効果をあげることができます。
(秋山紀夫) - 作曲者
- フランク・エリクソン (Frank Erickson)