- シリーズ
- MUCS 輸入吹奏楽クラシック作品(フルスコアのみ)
- 解説
- Wingert-Jones Music
チャイコフスキーが1881年に初演した、ジャンヌ・ダルクを主人公にしたオペラからブージョワーが編曲したものです。内容は「ボヘミアンの踊り」「少年達の踊り」「俳優達の踊り」の3曲からなります。「ボヘミアンの踊り」:活溌な舞曲、メロディーはスラブ的。中間にオーボエのソロによる悲しげな音楽も含まれ、そのあと木管アンサンブルの軽快な舞曲も現れます。再びはじめの活溌な舞曲にもどり盛り上がって終ります(6分40秒)。「少年達の踊り」:バロック音楽のような木管アンサンブルによるのどかな舞曲。メヌエット(1分10秒)。「俳優達の踊り」:再び速い舞曲で、木管やホルンがこまかい音型で活躍します。木管も負けずに動きまわり、大変エキサイティングな曲。各パートのテクニックを聴かせるのに好適な曲。アンコールにも向いています(4分4秒)。グレード5?6で、手ごたえのある曲。上級バンドにおすすめです。1・3楽章は単独で演奏しても良いです。
(秋山紀夫) - 編曲者
- ジョン・ブージョワー (John Bourgeois)
- 作曲者
- ピョートル・チャイコフスキー (Pyotr Ilyich Tchaikovsky)