- シリーズ
- MFOCS 輸入フルオーケストラ・クラシック作品(フルスコアのみ)
- 解説
- Edwin Kalmus
モデスト・ムソルグスキー(1839-1881)は、亡き友人ヴィクトル・ハルトマンの絵画展を巡る旅を音楽的に表現したピアノ独奏曲「展覧会の絵」を作曲しました。この曲の最もよく演奏されるバージョンは、モーリス・ラヴェルによる編曲版です。実際、ラヴェルの編曲は、かつては無名だったこの曲を現代のピアノ・レパートリーに加えるほどの注目を集めました。ラヴェルは、ムソルグスキーの死後に出版されたリムスキー=コルサコフ版の楽譜を基に編曲しました。ラヴェルが色彩豊かな楽器を巧みに選んだことは広く称賛されており、「サミュエル・ゴールデンベルクとシュミューレ」では農民を、また「古城」では吟遊詩人をサックスで表現しています。ラヴェルによる「展覧会の絵」の編曲版は、1922年10月19日にパリで初演されました。楽器編成:3(第2、第3変奏Picc)、3(第3変奏EH)、2+BCl、2+CBsn:ASax:4.3.3.1:Timp.Perc(6)、Clst.2Hp:Str(セットでは9.8.7.6.5)。 - 編曲者
- モーリス・ラヴェル (Maurice Ravel)
- 作曲者
- モデスト・ムソルグスキー (Modest Mussorgsky)