No.15 吹奏楽の可能性を追求する!

 吹奏楽の魅力に取り付かれ、仕事をしながら音楽(吹奏楽)を楽しみたいという思いから教員になった私も、教暦早22年になりました。幸いにもそのほとんどを吹奏楽部の顧問として働くことができ、これまで本当にラッキーでした。日常生活において未だに気持ちのハリを失わずにいられるのも、傍らに吹奏楽があったこと、そして何よりも吹奏楽部の活動を通して生徒たちのエネルギーをもらったおかげだと思っています。
吹奏楽の素晴らしさは、何といっても身構えず手軽に音楽ができ、その仲間の輪が一挙に広がりコミュニケーションの場になるという点だと思います。音楽をやりたいと思う時、いつも近くに楽器があり、仲間がいる。正に自分の手足のような存在であるかのようです。
私はこれまで、吹奏楽が一般市民にとって身近な存在であり、柔軟性のある演奏形態であることを利用し、何か新しい企画ができないかと考えてきました。私の夢は、小学生から大人まで地域のたくさんの音楽愛好家をも巻き込んで、吹奏楽を中核とする、いろいろな音楽のジャンルを統合した、新しい大きな音楽の輪を地域に作ることです。その牽引力として吹奏楽がそれだけのパワーと可能性を持っていると信じています。
今年の本校吹奏楽部の第32回定期演奏会(6月1日予定)の第2部では「史上初!?みんなで創るチャリティーコンサート〜2万人アンケートをもとに〜」と題し演奏します。本校吹奏楽部員が街頭アンケートを含めて、10代未満から70代以上までの幅広い世代の方々約2万人の方に呼びかけた結果、約6000人の回答を得ました。その「あなたの懐かしい曲、心の中の名曲」の中から人気の高かった上位20曲余りを演奏する予定です。練習外の時間に駅前等でアンケートをお願いしたという経験、またたくさんのアンケートを回収できたという経験が、部員たちにとって何らかの形で良い思い出になればと思っています。当日は、当長井市の市長も参加し歌っていただける予定です。今から定演が楽しみです。

山形県立長井高校吹奏楽部
中嶋 光紀

部員数:男子 5 名 女子65名 計70名   ※部員数は掲載当時のものです。
部のモットー:自然に、明るく、伸び伸びと

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