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- シリーズ
- CS コンクール セレクション
- 解説
- このシリーズは、20〜30人で演奏できるように編曲されています。
どの曲も7分以内におさめられているので、今すぐコンクールに向けて練習をスタートできます。
「人数が足りないから…」とあきらめていたあの曲で金賞を!
アメリカの作曲家、アルフレッド・リード(1921-2005)が残した多くの吹奏楽作品は、今なお世界中で演奏され続けています。中でも人気の高い『アルメニアン・ダンス パートI』は、アルメニアの血を引くバンドディレクター、ハリー・ベギアンに作曲を依頼され、1972年に完成した作品です。ベギアンの指揮で、イリノイ大学シンフォニック・バンドが1973年に初演しました。
ベギアンは「アルメニア音楽の父」と呼ばれるコミタス修道士(1869-1935)を研究しており、コミタスが収集したアルメニア民謡を資料としてリードに提示。「あんずの木(Tzirani Tzar)」「やまうずらの歌(Gakavi Yerk、アルメニア民謡の語法によるコミタス作の旋律)」「おーい、私のナザン(Hoy, Nazan Eem)」「アラギャズ(Alagyaz)」「ゆけ、ゆけ(Gna, Gna)」を素材として、スケールが大きく独創性にあふれた吹奏楽作品に仕上げました。
コンサート・バンド「または」ウインド・アンサンブルのために、と示されているように、楽譜が出版された時点で随所にオプショナル・パートが指定されています。本編曲では、オプショナルも含めたオリジナルのオーケストレーションを最大限に尊重しつつ、より近年の小編成バンド事情を鑑みたものとなるよう心がけています。また、前述の5つの曲全てから抜粋しつつ、7分以内で演奏可能となるよう収めました。リード自身の指揮によるいくつかの自作自演盤を参考に、2、3、5曲目の指定テンポを再設定、または範囲を広げています。 - 編曲者
- 山里佐和子
- 作曲者
- アルフレッド・リード (Alfred Reed)
- 編成
- 【* = オプションパート】
Full Score
Fl.1 / Picc. & Fl.2 / *Ob. / *Bsn.
*Eb.Cl. / Cl.1 / Cl.2 / Cl.3 / *B.Cl.
A.Sax.1 / *A.Sax.2 / T.Sax. / *Bar.Sax.
Trp.1 / Trp.2 / *Trp.3
Hrn.1&2 / *Hrn.3&4
Trb.1 / Trb.2 / *Trb.3
Euph. / Tuba / *St.B.
Timp. / Perc.1 / Perc.2 / Perc.3
【備考】
Bsn., B.Cl., Bar.Sax. のいずれか1つの楽器がいると想定して編曲しています。 - 使用Perc.
- ■Timpani
■Percussion I
Cymbals
Suspended Cymbal
Bass Drum
■Percussion II
Snare Drum
Tambourine
■Percussion III
Suspended Cymbal
Glockenspiel
Xylophone