サンプルPDF
- シリーズ
- SH みんなの鍵盤ハーモニカ
- 解説
- ウィンナ・ワルツの基礎を築いた作曲家、ヨハン・シュトラウス1世が “1848年革命”(自由主義を掲げ、憲法の制定等を求めたヨーロッパの一連の革命)の最中に作曲した行進曲。当時オーストリア帝国領だった北イタリアの独立運動を鎮圧したヨーゼフ・ラデツキー将軍を称えて作曲されました。帝政が廃止された現在のオーストリア共和国でも国家を象徴する曲であり、毎年1月1日にウィーンで開催されるニューイヤーコンサートでは、アンコールの大トリを飾ることが定番となっています。
【アレンジャーより】
言うまでもなく人気の高いマーチの一つで、オーケストラでも指揮者によって様々なテンポや表現の演奏がなされています。メロディの音域が広いこともこの曲の特徴の一つで、小学校用の楽器やテクニックでは演奏しきれない所もありますので、ここでは音域やテンポなどを考慮してアレンジしています。
また、繰り返しが多いことも、この頃のマーチの特徴ですが、トリオ部では一部の繰り返しを省略して、D.C.(冒頭に戻る)する構成にしました。それでも丁寧に仕上げれば、立派なコンサートマーチとして披露できます。
( )の小音符は、そちらを演奏できればより充実する所、あるいはソロ楽器が難しい場合にピアノで演奏する所ですので、各バンドによって選択してください。 - ソロパート
- 鍵盤ハーモニカ1=1小節
- 編曲者
- 小島里美
- 作曲者
- ヨハン・シュトラウス1世
- 編成
- ピアノ伴奏譜(フルスコア) / 鍵盤ハーモニカ1&2
※この楽譜はピアノ伴奏譜(フルスコア)と鍵盤ハーモニカ1&2(10部)のセットになります。 - 音源CD
-
SHみんなの鍵盤ハーモニカ・練習用CD-83(ラデツキー行進曲)(SHCD-83)(SHCD83)