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- シリーズ
- MBB 輸入金管バンド(スコア&パート)
- 解説
- Gramercy Music
宇宙戦争は洗足学園音楽大学サクソフォンオーケストラの委嘱により作曲され、2012年6月29日、作曲者自身の指揮により、同楽団によって前田ホールにて初演されました。この楽曲は岩本慎一教授に献呈されています。
吹奏楽用に編曲されたこの組曲は、2012年9月8日、マンチェスターのブリッジウォーター・ホールにて、ブリッグハウス&ラストリック・バンド(指揮:デイヴィッド・キング)によって初演されました。壮大なスケールを誇るこの組曲は、HGウェルズの名作小説を原作とした1953年の映画脚本から着想を得ており、映画の重要な場面が個別の楽章として構成されています。
1) 怒り:地球への異星人先遣隊の到着を描きます。
2) 反射:(フリューゲルとテナーホルンの二重奏)
ここで人類は、侵略者が地球の植民地化を進める中で、永遠に変わってしまった人生を思い描きます。
3) 戦い:人類は火星の戦争兵器との生存をかけた戦いを開始します。
4) 救出(ソプラノコルネットまたはテナーホルンE♭ソロ)。生存者たちは、ロサンゼルスの燃え盛る廃墟の中に今も残るサンタマリア教会に安息を求め、侵略者からの救出を祈ります。
5) フェニックス(絶滅を免れた人類は、廃墟となった都市の再建に着手します。破壊の灰の中から蘇る神話上の鳥、フェニックスの象徴性は、2011年の壊滅的な津波の余波を受けた日本の人々の心に深く響きます。彼らの精神と決意は、今日においても、人類が逆境を乗り越える力を持つことを改めて思い起こさせるものとなっています。 - メドレー収録曲
- 1 - Wrath
2 - Reflections
3 - Battle
4 - Deliverance
5 - Phoenix - 作曲者
- ピーター・グレアム (Peter Graham)













