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- シリーズ
- IEBR 輸入金管アンサンブル 【金管二重奏(ホルン & トロンボーン】
- 解説
- Editions Marc Reift
ジャン=フランソワ・ミシェル作曲の「DIALOGUE」は、2つの独奏楽器のための独創的なミニ協奏曲で、2人の音楽家による真摯な交流を構想したものです。作品は対照的でありながらも互いに補完し合う、2つの明確なパートに分かれています。
第1部は、クラシカルで控えめな雰囲気を醸し出し、優雅で、まるで儀式めいた雰囲気を醸し出します。2人の声は互いに敬意と明瞭さをもって耳を傾け、応答し合います。音楽言語は落ち着いたもので、時にノスタルジックでありながら、常に均衡が保たれています。
この枠組みの中で、第2部は全く異なる領域、すなわち技巧とユーモアの領域へと移行します。ソリストたちは、時にいたずらっぽく、時に悪意に満ちながらも、常に華麗な、まさに問答の駆け引きを繰り広げます。技術的な要素が次々と鮮やかに展開され、楽器の限界に華麗に挑みます。音楽は演劇となり、笑い、驚き、ウィンク、そして音楽的な応酬が舞台を活気づけます。
ジャン=フランソワ・ミシェルは、様々なスタイルとコントラストを巧みに操り、要求が厳しくも歓喜に満ちた作品を創り上げました。「DIALOGUE」は、演奏者と聴衆の両方にとって至福のひとときです。優雅さと幻想、真剣さと嘲笑が交錯する、個性豊かな音楽の対話です。聴くこと、共感すること、そして何よりも音楽の自由を示す作品です。
二人の才能を披露し、音楽という舞台で彼らに声を与える、理想的な作品です。 - 作曲者
- ジャン=フランソワ・ミシェル (Jean Francois Michel)
- 編成
- F Horn
Trombone
Piano