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- シリーズ
- MFOCS 輸入フルオーケストラ・クラシック作品(フルスコアのみ)
- 解説
- Edwin Kalmus
ローマの祭り(FESTE ROMANE)(P157)は、オットリーノ・レスピーギ(1879-1936)が1928年に完成させた4楽章構成の交響詩です。『ローマの噴水』と『ローマの松』に続く、ローマを題材とした3曲の交響詩の最後を飾る作品です。各楽章は、古代ローマと現代ローマの祝祭の情景を描いています。『サーカス競技』(Circenses)は、トランペットのファンファーレを用いて剣闘士の試合の雰囲気を喚起します。『ジュビレオ』(Il Giubileo)は、50年ごとに行われるキリスト教の聖年(Jubilee)を描いています。『オットブラータ』(L'Ottobrata)は、ローマの収穫祭と狩猟祭を象徴しています。『公現祭』(La Befana)は、ナヴォーナ広場で祝われる表題の祭典を描いています。 『ローマの祭』は、1929年2月21日にニューヨークのカーネギー・ホールで、アルトゥーロ・トスカニーニの指揮により初演されました。 - 作曲者
- オットリーノ・レスピーギ (Ottorino Respighi)