- シリーズ
- CSO コンクール セレクション(ソロ・セレクション) 【トロンボーン】
- 解説
- このシリーズは、ソロ・コンクールやコンテストで定番とされる中・上級者向けの人気曲を、原曲の魅力をそのままにお届けします。
上級レベルのレッスン教材や、より高難易度の楽曲へ挑戦したいプレイヤーの要望にお応えできる楽譜シリーズです。
手に入らない…とあきらめていた憧れの曲にいまこそ挑戦を!
“マーチ王”フィリップ・スーザが率いたスーザ・バンド等で活躍し、トロンボーンの伝説的プレイヤーとして一時代を築いた他、管弦楽曲「口笛吹きと犬」(The Whistler and His Dog)の作曲者としても知られるA.プライアー(1869-1942)。「スコットランドの釣鐘草」は、その名称で知られるスコットランド民謡を題材として、プライアーが自身のトロンボーン・ソロと軍楽隊(吹奏楽)もしくはピアノ伴奏で演奏するために作曲しました。1897年に録音された同タイトルの自作自演盤がこの原型とみられており、1900年の自作自演盤には、ソロの超絶技巧を一層極めた構成で録音されています。
2026年現在では、序奏とカデンツァ・主題・第1変奏・第2変奏とカデンツァ・終結部(第3変奏)から構成された版が広く知られています。幅広い音域を用い、スライドとタンギングの緻密な連携が必要とされることから、今日においても、高い技術を持つトロンボーン奏者、あるいはユーフォニアム奏者のためのレパートリーに数えられています。
この版は、現在普及している版に基づき、古い書式で書かれた部分は現代的に、構成音や各種記号を音楽的に判断の上整理して表記しています。
第1変奏の1番括弧直前(62小節目)ソロパートは、普及版に基づき上下2つの音を残しています。各自の解釈で、どちらを演奏しても構いません(最初は下、リピート回は上を演奏する、なども考えられる)。2回目のカデンツァ(92小節目)においても、同様に2音残している音符がありますので、いずれかを選択してください。
第2変奏ピアノパートに、主題をなぞった小音符を残しています。ガイドとして扱い正規の音符のみ演奏、主題を示すため小音符も演奏、各自の判断でどちらを選んでもよいでしょう。
編集・校訂:山里佐和子 - 作曲者
- アーサー・プライアー (Arthur Pryor)
- 編成
- Trombone
Piano













