- シリーズ
- MUSS 輸入吹奏楽協奏曲(フルスコアのみ) 【ピッコロ・フィーチャー】
- 解説
- Edwin F Kalmus
【アルフレッド・リードの改訂によりフル・スコアーが付きました】この曲は、もともとはリコーダと弦楽器それにチェンバロのために作曲された曲です。このリコーダはイタリアで「フラウティーノ」と呼ばれたピッチの高いリコーダで、そのための曲をリードが吹奏楽伴奏のピッコロ協奏曲に改編したものです。曲は3つの楽章からできていて、第1楽章はアレグロ・3/4拍子で、序奏のあと16分音符の音型によるソロがはじまります。中間部はイ短調からヘ長調、ホ短調などへと転調して展開したあと、再びハ長調へもどり、オーケストラの演奏で終わります。第2楽章はゆっくりとしたホ短調・12/8拍子のシチリアーノで、はじめのテーマは2回目に繰り返される時や変奏曲風に扱われます。中間部には3連符のパターンが多くあらわれ、転調しながら進んで行く、この部分も2回繰り返されます。美しい印象的な楽章です。第3楽章はハ長調・4/4拍子のアレグロ・モルトで、快活な楽章でピッコロが16分音符で動き回ります。中間部では短調に転調し、再びハ長調にもどり、終わります。ソリストのグレードは5。アルフレッド・リードの編曲。
(秋山紀夫) - 編曲者
- アルフレッド・リード (Alfred Reed)
- 作曲者
- アントニオ・ヴィヴァルディ (Antonio Vivaldi)
- 編成
- Full Score
Condensed Score
Solo Piccolo
Solo Piccolo(Simp.)
Flute 1
Flute 2
Oboe 1
Oboe 2
Eb Clarinet
Bb Clarinet 1
Bb Clarinet 2
Bb Clarinet 3
Eb Alto Clarinet
Bb Bass Clarinet
Contrabass Clarinet
Bassoon 1
Bassoon 2
Eb Alto Saxophone 1
Eb Alto Saxophone 2
Bb Tenor Saxophone 1
Eb Baritone Saxophone
Cornet 1
Cornet 2
Cornet 3
Eb Horn 1
Eb Horn 2
Eb Horn 3
Eb Horn 4
F Horn 1
F Horn 2
F Horn 3
F Horn 4
Trombone 1
Trombone 2
Trombone 3
Baritone T.C.
Baritone B.C.
Tuba
String Bass
Timpani
Triangle