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- シリーズ
- SK ドレミファ器楽
- 解説
- 原曲は、18世紀末のフランスで流行したシャンソン「Ah! Vous dirais-je, Maman(あのね、お母さん)」。イギリスの詩人、ジェーン・テイラーの1806年の英語詩 「The Star」による替え歌「Twinkle, twinkle, little star」が童謡として世界的に広まり、世界中で愛唱されています。日本に紹介されたのは大正時代。1914年(大正3年)に発行された“英語唱歌教科書・巻一”に「Twinkle, twinkle, little star」の近藤逸五郎訳詞が掲載されています。1968年に、NHK“みんなのうた”で、「ティンクル・ティンクル・リットル・スター」というタイトルで紹介され、同番組では珍しい英語での放送となりました。
【アレンジャーより】
いろいろな所から星を眺めることを想像し、お馴染みの「きらきら星」のメロディやモチーフを紡いで一曲に仕上げました。
モーツァルトの「きらきら星変奏曲」が有名ですが、このアレンジではメロディはほとんど変奏することはなく、多種多様な伴奏の変化が楽しめる編曲になっています。
冒頭は神秘的な宇宙のイメージで、モチーフがゆっくりと重なりあって出てきます。旋法的で調性も定まりませんが、やがて落ち着いてハーモニーを確立していきます。
次にミディアムテンポになり、最初はドイツ風の堅い雰囲気で始まり、次第にブルーノートを含むハーモニーが加わりゴスペル風になります。
一段落した後は再度クラシカルな雰囲気となり、6連符の分散和音は大きな天の川をみるようなイメージです。後半では壮大なピアノの32分音符の分散和音となります。
続いて汽車から夜空を眺めるようなアップテンポとなり、到着先はキューバ!?とイメージさせるようなチャチャチャのリズムが流れ始めます。そこからスペインへ。フラメンコ風の急速3拍子と独特のハーモニーにきらきら星を重ね、次に見えるのは「あの星」です。そして最後はお星さまにお願い事をしながら眠りにつき、旅は終わる。といったイメージです。 - 編曲者
- 小島里美
- 作曲者
- フランス民謡
- 編成
- フルスコア
リコーダー
鍵盤ハーモニカ
鍵盤ハーモニカ(初心者用)
木琴
鉄琴
キーボード1(ソプラノアコーディオン)
キーボード2(アルトアコーディオン)
キーボード3(テナーアコーディオン)
低音楽器
ピアノ
打楽器
※ティンパニなどの特殊打楽器は、無くても演奏可能。 - 使用Perc.
- ■打楽器1
トライアングル
クラベス
合わせシンバル
小太鼓
大太鼓
カウベル
ギロ
タンバリン
カスタネット
マラカス
■打楽器2
サスペンデッド・シンバル
ウィンドチャイム
ティンパニ※
ウッドブロック
ホイッスル
コンガ
ティンバレス※
ゴング※
※オプション打楽器。なしでも演奏(代用)可能です。 - リコーダー最高音
- ソ(opt.ラ)
- 音源CD
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SKドレミファ器楽・サンプル・サウンドVol.40(SKCD-040)(SKCD40)