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- シリーズ
- QC 吹奏楽コンサート
- 解説
- スウィング・ジャズの元祖とも言えるグレン・ミラーには「ムーンライト・セレナーデ」の代表作を始め、無数のヒット曲があるが、この曲「イン・ザ・ムード」もその中の一つ。考えようによっては、分散和音のエチュードみたいな、サックスの単純極まりない主旋律が、グレン・ミラーによって、世界的なヒット曲となった訳だから、これはもうグレン・ミラーの才能に脱帽するのみ。ここではトロンボーン、アルトサックス、ヴィブラフォーン、ミュート・トランペットの各アドリブ、その他のテュッティ演奏、及びオリジナルのエンディングを採用した編曲がなされている。
1939年にグレン・ミラー楽団が発表した人気曲。作曲はサクソフォン奏者で作編曲者のジョー・ガーランド。もともとはアーティー・ショー楽団が演奏していた曲だが、グレン・ミラーがさらに軽快に演奏したことで大ヒットとなった。主要モチーフの一部が別人の先行曲からとられていたため、訴訟になりかけ、グレン・ミラー側から和解金が支払われたことがある。先述の映画『グレン・ミラー物語』では、ドイツ軍の空襲下、ロンドンの野外で演奏されていた。
木管群の奏するテーマが分散和音でできているような曲で、タンキング(舌使い)とフィンガリング(指使い)を一致させるのがなかなか難しい。よく中高吹奏楽部が楽しそうに演奏しているが、まず、まともな演奏に出会ったことがない。それほどの高技術を要する曲である。(富樫鉄火、「Standard Pops」ライナーノーツより) - ソロパート
- Tb=8小節 / A.sx=8小節 / Perc(Vib)=8小節 / Tp=8小節
- 編曲者
- 山下国俊
- 作曲者
- Joe Garland
- 編成
- Cond / Pic / Fl1 / Fl2 / Ob / EsCl / Cl1 / Cl2 / Cl3 / A.Cl / B.Cl / Bsn / S.sx / A.sx1 / A.sx2 / T.sx / B.sx / Tp1 / Tp2 / Tp3 / Hr(inF)1.3 / Hr(inF)2.4 / Tb1 / Tb2 / Tb3 / Euph(T.C) / Euph(B.C) / Tuba / St.Bs / Drs / Perc1 / Perc2
- 使用Perc.
- Drs / (Perc1)Vib、Xylo / (Perc2)Tamb、Conga、Tri、Claves、木魚
- 音源CD
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M8 sounds for 吹奏楽-014(M8CD-514)(M8CD514)