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- シリーズ
- QC 吹奏楽コンサート
- 解説
- 「スウィング王」と呼ばれ、1930年はじめから40年にかけて一時代を築き上げた、ベニー・グッドマン楽団のヒット曲。38年にカーネギーホールで行われたコンサートでの白眉。タムタムソロに始まり、クラリネットやトランペットなどのソロが次々と飛び出す歴史的名演は、今日までの語り草となっている。ニューオーリンズやシカゴ周辺で、黒人たちがコンボ(小編成)スタイルで演奏していたアドリブ主体の音楽が、いわゆる「ジャズ」である。それに対し、1930年頃ニューヨークで台頭してきた、メロディーやサウンドに重点を置いた大編成の音楽を「スウィング」と称した。代表的バンドは、前記のベニー・グッドマンの他、グレン・ミラー、トミー・ドーシーなど。【演奏上の注意】Cl、Tp、Asxのアドリブソロは、あくまで参考例です。自由にくずして演奏して下さい。ただし、as writtenの箇所は、譜面どおりに演奏して下さい。
1936年、歌手でトランペッターのルイ・プリマ(1910~78)が作曲し、自分の楽団で演奏した。正式題は《Sing,Sing,Sing with Swing》(スウィングしながら歌え歌え歌え)。
これをクラリネット奏者でバンド・リーダーのベニー・グッドマン(1909~86)がレパートリーに取り入れ、スウィング・ジャズを代表する名曲として定着した。特に、1938年1月26日、それまでクラシックの殿堂として認識されていたカーネギー・ホールで初のジャズ・コンサートを開催し、この曲を演奏したが(ライヴ録音が残っている)、まさに人類の音楽遺産ともいうべき奇跡の名演で、ジーン・クルーパ(Drms)、ハリー・ジェイムズ(Trp)、ジェス・ステイシー(Piano)、ベニー・グッドマン(Cl)らが歴史に残る名ソロを繰り広げている。
いまや吹奏楽でも定番で、ここでの収録は簡易版編曲。通常、ドラムス・ソロに導かれながら、2回のクラリネット・ソロを挟んでトランペット・ソロがあるのだが、ここでは、2回目のクラリネット・ソロがアルト・サクソフォン・ソロに差し替えられ、いっそう賑やかさが増している。(富樫鉄火、「Standard Pops」ライナーノーツより) - ソロパート
- Cl=12小節 / Tp=17小節 / A.sx=16小節
- 編曲者
- 山下国俊
- 作曲者
- Louis Prima
- 編成
- Cond / Pic / Fl1 / Fl2 / Ob / EsCl / Cl1 / Cl2 / Cl3 / A.Cl / B.Cl / Bsn / S.sx / A.sx1 / A.sx2 / T.sx / B.sx / Tp1 / Tp2 / Tp3 / Hr(inF)1.3 / Hr(inF)2.4 / Tb1 / Tb2 / Tb3 / Euph(T.C) / Euph(B.C) / Tuba / St.Bs / Drs / Mari & Vib & Xylo / Perc
- 使用Perc.
- Drs / Mari 、 Vib 、 Xylo / Tamb、Conga、C.bell、Vib-slap、Claves
- 音源CD
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M8 sounds for 吹奏楽-016(M8CD-516)(M8CD516)
みんなのミュージックエイト~みんなM8を吹いて成長した~(KICC-1250)(JCD4)