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- シリーズ
- FLX フレックス・バンド(五声部+打楽器)
- 解説
- 【仰げば尊し】
1884年(明治17年)に発表された、卒業生が教師に感謝し学校生活を振り返るという内容の唱歌です(「小学唱歌集」第3編に収録)。長く作曲者不詳とされていましたが、2011年に一橋大学名誉教授の桜井雅人によって、1871年にアメリカで出版された楽譜「The Song Echo: A Collection of Copyright Songs, Duets, Trios, and Sacred Pieces, Suitable for Public Schools, Juvenile Classes, Seminaries, and the Home Circle.」に収録された「Song for the Close of School」が原曲であると突き止められました。歌詞の古さや時代の変化から公式行事の中で歌われる機会は少なくなりましたが、卒業式の定番曲として根強い人気を誇っています。
【蛍の光】
日本では「仰げば尊し」と並び、伝統的な卒業ソングとして親しまれてきました。スコットランドに伝わるメロディをもとに、スコットランドの詩人ロバート・バーンズにより作詞されたスコットランド民謡です。アメリカやイギリス、スコットランドなど英語圏の国々では、大晦日のカウントダウンで年が明けた瞬間に歌われる新年ソングとなっています。1881年(明治14年)に、日本最初の音楽教科書「小学唱歌集」初編に掲載され、日本全国に広まりました。
【アレンジャーより】
一緒に歌える調で、易しくアレンジしていますので、幅広い用途でお使いいただけます。
「仰げば尊し」1番のみを使いたい場合は、20小節目から35小節目いっぱいまでをカットしてください。
「蛍の光」1番のみを使いたい場合は、同様に20小節目から35小節目いっぱいまでをカットしてください。
式典等で何度も繰り返すような場合は、フレックス編成の利点を生かし、その都度PART内で奏者を変えるという工夫もできるでしょう。 - 編曲者
- 佐藤博昭
- 編成
- Full Score
【PART 1】Fl. / Cl., Trp., S.Sax. / Ob. / Vn.
【PART 2】Cl., Trp. / A.Sax. / Ob. / Vn.
【PART 3】Cl. / A.Sax., A.Hrn. / Hrn.(in F) / Vn. / Va.
【PART 4】T.Sax. / Cl. / Hrn.(in F) / Trb., Euph., Bsn. / Vc.
【PART 5】B.Cl. / Bar.Sax. / Trb., Euph., Bsn. / Vc., St.B. / Tuba
Piano / Perc.
5つのパートでアレンジされていますので、さまざまな楽器の組み合わせが可能です。
吹奏楽、金管バンド、弦楽器を含む各種アンサンブルに対応しています。
(例)吹奏楽20人編成、吹奏楽10人編成、金管バンド、木管五重奏、金管五重奏、クラリネット五重奏、サックス五重奏、弦楽アンサンブルなど
その他にも自由に楽器を組み合わせてご利用いただけます。 - 使用Perc.
- Timp. / S.D., B.D., S.Cym. / Glock.