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- シリーズ
- SK ドレミファ器楽
- 解説
- 王が仁のある政治を行うときに必ず現れるという聖なる獣、麒麟。いつ、誰の前に現れるのか…。長谷川博己演じる明智光秀の生涯を中心に、戦国の英雄たちの運命を描く、NHK大河ドラマ第59作「麒麟がくる」(2020年1月19日から放送)。音楽は、ベテラン作曲家としてハリウッド映画音楽業界でも一目置かれる存在であるジョン・グラム。歴史好きで日本史にも詳しい彼の思いが込められたテーマ曲は、躍動感にあふれた壮大なナンバー。動乱の時代をドラマチックに彩ります。
【アレンジャーより】
曲のサイズ、調性ともに原曲通りのアレンジです。A・B・A'の3部形式で、ゆるやかなBは変拍子で表現しています。A'では5度上へと転調します。
原曲の演奏には、和太鼓奏者の林英哲が参加していることでも分かるように、和太鼓が大活躍します。この器楽合奏では、長胴太鼓の他、ティンパニを含め3種類の太鼓のパートがありますが、いずれも日本太鼓のイメージでハードマレットを使用します。タム,大太鼓は、中太鼓やフロアタムがあればそれらを使ってみてください。
メロディに入ってからは、合いの手に強烈な打撃音が入るのも印象的です。大勢で和太鼓の胴を思いきり叩いたような音ですが、一人ではとても再現できませんので、近い音を出すためにここでは“板ムチ”という楽器を使用しています。他にもカウベルやサスペンデッド・シンバルなど、強烈な音を探して加えてみてください。
それらがビシッと決まる事と、全体のダイナミクスを上手く表現できることが、演奏を成功させるカギとなるでしょう。
なお、Ⓒからの原曲では、様々な旋律が絡み合うようになり、濁った音も出てきますが、このアレンジでは、あまり省略してしまうのも原曲と雰囲気が違ってきますので、そのまま残したり省いたりと調整してあります。 - 編曲者
- 小島里美
- 作曲者
- ジョン・グラム
- 編成
- フルスコア
リコーダー
鍵盤ハーモニカ
鍵盤ハーモニカ(初心者用)
木琴
鉄琴
キーボード1(ソプラノアコーディオン)
キーボード2(アルトアコーディオン)
キーボード3(テナーアコーディオン)
低音楽器
ピアノ
タム・大太鼓
打楽器
ティンパニ
※ティンパニなどの特殊打楽器は、無くても演奏可能。 - 使用Perc.
- ■タム・大太鼓
サスペンデッド・シンバル(オプション)
■打楽器
長胴太鼓(またはフロアタム)
板ムチ(またはカウベル&サスペンデッド・シンバル)
クラベス
ウィンドチャイム
サスペンデッド・シンバル(オプション)
■ティンパニ - リコーダー最高音
- ソ (opt.ラ)
- 音源CD
-
SKドレミファ器楽・サンプル・サウンドVol.37(SKCD-037)(SKCD37)
SKドレミファ器楽・パート別vol.810(麒麟がくる メインテーマ)(PSKCD-810)(PSKCD810)
