
No.50 悩みながら、楽しみながら
現在勤務している中学校に着任して11年目を迎えています。吹奏楽の指導をすることになったのは前任校のときでした。
それまでも、副顧問として吹奏楽部と行動をともにすることはありましたが、いざひとりで指導をすることになったら、わからないことだらけでした。学生時代は運動部に所属していましたし、大学では声楽を専攻していたので、楽器についての知識もほとんどありませんでした。合奏練習をしていても、「ちがう、もう1回」の繰り返しで、時間ばかりが過ぎていたように思います。
しかし、吹奏楽の指導をすることは嫌いではありませんでした。いろいろ苦労もしましたし、何度も壁にぶちあたりましたが、部員とともに音楽を作りあげていきなんとか形になったとき、コンクールで金賞がいただけたとき、演奏会などで保護者の方や観客の方の笑顔に接したときなど、音楽をする喜びを感じることができます。
なにより、演奏者として、部員たちと同じ舞台で指揮ができることが一番です。ようするに、音楽が好きなんでしょう。
吹奏楽の指導については、今でもわからないことだらけです。これまでに、たくさんの方々からいろいろ教えていただきました。
また、同じ学区の高校や中学校の吹奏楽部が集まって「お互いの演奏を聴きあい勉強しましょう」という演奏会が、毎年2回(吹奏楽交歓会・アンサンブル交歓会)、それが10年近くつづいています。そこでの他校の顧問の先生との交流が、いろいろと助けになっています。
これからも、部員とともに、吹奏楽について、そして音楽について、悩みながら、楽しんでいけたら最高だろうと思っています。
それまでも、副顧問として吹奏楽部と行動をともにすることはありましたが、いざひとりで指導をすることになったら、わからないことだらけでした。学生時代は運動部に所属していましたし、大学では声楽を専攻していたので、楽器についての知識もほとんどありませんでした。合奏練習をしていても、「ちがう、もう1回」の繰り返しで、時間ばかりが過ぎていたように思います。
しかし、吹奏楽の指導をすることは嫌いではありませんでした。いろいろ苦労もしましたし、何度も壁にぶちあたりましたが、部員とともに音楽を作りあげていきなんとか形になったとき、コンクールで金賞がいただけたとき、演奏会などで保護者の方や観客の方の笑顔に接したときなど、音楽をする喜びを感じることができます。
なにより、演奏者として、部員たちと同じ舞台で指揮ができることが一番です。ようするに、音楽が好きなんでしょう。
吹奏楽の指導については、今でもわからないことだらけです。これまでに、たくさんの方々からいろいろ教えていただきました。
また、同じ学区の高校や中学校の吹奏楽部が集まって「お互いの演奏を聴きあい勉強しましょう」という演奏会が、毎年2回(吹奏楽交歓会・アンサンブル交歓会)、それが10年近くつづいています。そこでの他校の顧問の先生との交流が、いろいろと助けになっています。
これからも、部員とともに、吹奏楽について、そして音楽について、悩みながら、楽しんでいけたら最高だろうと思っています。
兵庫県神戸市立筒井台中学校吹奏楽部
藤本 和哉
団員数:男子9名 女子27名 ※団員数は掲載当時のものです。
モットー:成功の裏には努力がある