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- シリーズ
- SK ドレミファ器楽
- 解説
- 軽快でウィットに富んだ作品が今も多くの人に愛されているアメリカの作曲家、ルロイ・アンダーソン。日常の道具を楽器として使う曲をいくつも作曲していますが、1950年に作曲された「タイプライター」もその一曲。現代ではパソコン等で書類を作成する人がほとんどでしょうが、当時その役割を担っていたタイプライターを楽器として採用。仕事に追われたビジネスマンがせわしなくタイピングをする忙しいオフィスの情景を、ユーモラスに描いています。ステージでは、タイピストが実際にタイプライターを使い、カチャカチャとキーをタイプする音や改行のベル音などで音楽を奏でます。アンダーソンの曲の中でも最も有名な作品のひとつです。
【アレンジャーより】
急速で常動曲的なメロディと、それに付随するタイプライターの連打が特徴的な曲です。この器楽合奏版では、難易度を下げるためにテンポを落とし、メインテーマはキーボード1と2でメロディを分担する形でアレンジしています。それでも難しい場合のために、抜いてもよい音をオプションで書くことで、さらに簡単に演奏できるよう工夫してあります(音を抜かない場合は、キーボード1と2のみグレード3.5程度)。
打楽器の「ベル」は、「チンベル」「卓上ベル」「呼び出しベル」などと呼ばれるベルを想定していますが、トライアングルで代用しても構いません。また、カバサがない場合は、ギロあるいはタンバリンなどで代用しても構いませんが、これはタイプライターで改行する際の「ジャッ」という音を模しているもので、そろばんなんどで代用しても面白いかもしれません。原曲(あるいは実際のタイプライターの音)を聴き、似たような音が出る物を探してみてください。 - 編曲者
- 佐藤丈治
- 作曲者
- Leroy Anderson
- 編成
- フルスコア
リコーダー
鍵盤ハーモニカ
鍵盤ハーモニカ(初心者用)
木琴
鉄琴
キーボード1(ソプラノアコーディオン)
キーボード2(アルトアコーディオン)
キーボード3(テナーアコーディオン)
低音楽器
ピアノ
小太鼓・大太鼓
打楽器
※ティンパニなどの特殊打楽器は、無くても演奏可能。 - 使用Perc.
- ■小太鼓 / 大太鼓
■打楽器
トライアングル
ベル
タンバリン
カバサ - リコーダー最高音
- ソ
- 音源CD
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SKドレミファ器楽・サンプル・サウンドVol.46(SKCD-046)(SKCD46)